字のなりたち5 -偽-
今年も既に発表されましたが、今年を表す漢字。
「偽」でしたね。
なんとなく誰もが納得する字ではないでしょうか。
わたしが以前勤めていた会社の子会社も、試験データを改竄していたとかで、関係省庁において記者会見をしていました。
責任は既に退職した元社員に押し付けているような感じ・・・
食べ物だけではなくいろんなところで、偽装が行われていた1年。
来年は清く正しく行きたいものですね。
ということで「字のなりたち」の記事は1年ぶりですが、
「偽」を取り上げたいと思います。
音読みは「ギ」
訓読みは「いつわ(る)、にせ」
旧字体は「僞」。
「イ」(人偏、ひと)と「爲」(い、手を加えて、ことさらに物をつくる意をあらわす。)
そこから、「いつわる」「だます」意味に使う。
意味
①いつわる。だます。本物に見せかける。
「偽証」「偽善」「詐偽」
②にせ。にせもの。いつわり。うそ。
「偽名」「虚偽」「偽札」「偽物」
使い分け
Ⅰギ 「偽、欺」
①偽・・・「真」の対。
本当のもののように思わせる。イツワル。
「偽善」「偽造」「偽証」
②欺・・・うそを言って迷わせる。アザムク。
「詐欺」「欺瞞」
Ⅱいつわる 「偽、詐」
①偽・・・本当でないことを言う。
「病気と偽る」「偽らざる告白」
②詐→偽・・・本当だと思わせる。
「申告を偽る」「氏名を偽って申し込む」




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