【2612】 簡朴寛恕(準1級)
「簡朴寛恕(かんぼくかんじょ)」
意味は
仏教用語、
簡明にして込み入っておらず、自然のままにして少しも外見を飾らず、しかも心は広々としてゆとりがあること。
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「簡朴寛恕(かんぼくかんじょ)」
意味は
仏教用語、
簡明にして込み入っておらず、自然のままにして少しも外見を飾らず、しかも心は広々としてゆとりがあること。
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「汗馬之労(かんばのろう)」
意味は、
戦場で馬を乗り回して尽くす努力。
また、馬に物を運ばせる骨折り。
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「汗馬之功(かんばのこう)」
意味は、
戦場で立てた武勲。
戦場での功績。
戦場で馬をかけめぐらして得た功績。
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「眼中之釘(がんちゅうのくぎ)」
意味は、
目の中の釘、つまり邪魔者、あるいは障害物のこと。
自分に害をなすもののたとえ。
晋五代史より出典
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「管中窮豹(かんちゅうきひょう)」
意味は、
管の穴から豹を見る意で、一つの斑紋しか見えないことから、見識が非常に狭いこと。
晋書より出典
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「玩人喪徳(がんじんそうとく)」
意味は、
人を侮り、もてあそび、愚弄すれば自分自身の徳を失うということ。
書経より出典
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「含沙射影(がんしゃせきえい)」
意味は、
陰湿な方法で人に害毒を加えること。
「含沙」は中国南方にいるといわれている怪虫。
この虫が人の影に砂を吹き付けると、その人は病死するという言い伝えから。
博物誌より出典
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「歓欣鼓舞(かんきんこぶ)」
意味は、
大喜びする様。
昔の中国では、喜びの宴では鼓が多く用いられていた。
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「歓喜抃舞(かんきべんぶ)」
意味は、
人が大喜びしている様。
「抃」は手を打つの意。
喜びのあまり、手を打ちながら踊っている様子。
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「寒巌枯木(かんがんこぼく)」
意味は、
脱俗、無心の境地にあること。
禅宗で教える情念を滅却した境地。
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「含飴弄孫(がんいろうそん)」
意味は、
飴をなめながら、孫をあやすの意。
老人がのんびりと平和な隠居生活を送ること。
後漢書より出典
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「餓狼之口(がろうのくち)」
意味は、
危険や困難のあること。または強欲で乱暴な人。
「餓狼」は飢えたおおかみのこと。
晋書より出典
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「河梁之吟(かりょうのぎん)」
意味は、
人に別れを告げるときの詩。
人を見送る時の詩。
人を見送っては詩のところで別れを告げるときの詩という意味。
漢の李陵が、匈奴の支配する地方で親友の蘇武と別れるときに、うたった詩の一節にもとづく。
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「烏之雌雄(からすのしゆう)」
意味は、
烏の雄と雌が外見上はよく似ているので、見分けにくい。
転じて、物事の成否、善悪がなかなか区別しにくいことのたとえ。
詩経より出典
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「瓦釜雷鳴(がふらいめい)」
意味は、
土でてきた釜ががらがらと雷鳴のような大きな音を出すこと。
転じて、おろかなものが自分の主張を得意げに声高に叫んで、周囲にまで強制すること。
または、凡庸なものが高い地位についていること。
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「禾黍油油(かしょゆうゆう)」
意味は、
稲ときびがすくすくとのびている様子。
あざやかに成長する様
史記より出典
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「画虎類狗(がこるいく)」
意味は、
画才のないものが、虎の絵を描こうとしても犬のようになってしまうという意。
転じて、才能のないものが手本を真似ても、似て非なるものになってしまうということ。
後漢書より出典
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「夏侯拾芥(かこうしゅうかい)」
意味は、
学問を修めることは大切であるということ。
漢の夏侯勝が、学問を修めさえすれば、官職をするのは地上のごみを拾うに等しい、と言ったという故事から。
漢書より出典
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「鶴翼之囲(かくよくのかこみ)」
意味は、
鶴が翼を広げた時のように、左右に長く張り出した陣形を取ること。
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「鶴鳴之士(かくめいのし)」
意味は、
登用されることなく、野にとどまる賢人。
また、大勢の人々から信頼され尊敬されている人。
野に隠れている賢人を、深い沢にいてもその鳴き声が遠くまで響き渡る鶴に、たとえたもの。
詩経より出典
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「鶴寿千歳(かくじゅせんざい)」
意味は、
長寿のこと。
鶴の命は千年に及ぶということから。
淮南子より出典
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「革故鼎親(かくこていしん)」
意味は、
制度や慣行を廃して、新しいものに改めること。
「革故」、「鼎親」ともにふるいものを改めること。
「革旧鼎新」ともいう。
易経より出典
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「瓜葛之親(かかつのしん)」
意味は、
長くつるを伸ばした枝や葉が絡み合っている瓜や葛のような、親戚のつながりのたとえ。
晋書より出典
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「魁塁之士(かいるいのし)」
意味は、
筋骨逞しく、精気あふれる人のこと。
「魁塁」は優れて逞しいの意。
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「蓋天蓋地(がいてんがいち)」
意味は、
仏法の真理が全世界にあまねくゆきわたること。
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「羊頭狗肉(ようとうくにく)」
意味は、
見かけや表面と、実際・実質とが一致しないたとえ。
良品に見せかけたり、宣伝は立派だが、実際には粗悪な品を売るたとえ。
羊の頭を看板にかけながら、実際は犬の肉を売る意から。
「狗」は犬。
「羊頭を懸かけて狗肉を売る」の略。
晏子春秋より出典
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「鷹視狼歩(ようしろうほ)」
意味は、
たかのように鋭い目つきと、おおかみのように欲深く獲物を求めるような歩き方。
猛々しく欲深で残忍な人物の形容。
また、勇猛ですきを見せない豪傑の形容としても用いられる。
「鷹視」は欲深で凶悪な人の鋭い目つきのたとえ。
史記より出典
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「羊質虎皮(ようしつこひ)」
意味は、
外見は立派だが、それに伴う実質がないたとえ。
実際は羊なのに、とらの皮をかぶっている意から。
後漢書より出典
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「柳巷花街(りゅうこう-かがい)」
意味は、
酒色を供することを職業とする遊郭・色町のこと。
「柳巷」は柳の木を並べて植えてある街路のこと。
「花街」は花の咲いている街を指した。
昔、色町には多く柳や花が植えられていたとも、艶なまめかしい遊女を柳や花にたとえたともいわれる。
「花柳」は、この語の略。
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「憐香惜玉(れんこうせきぎょく)」
意味は、
香や玉を愛で、珍重すること。
また、香・玉を女性にたとえて、女性を慈しみ大切にすることのたとえ。
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「冷土荒堆(れいどこうたい)」
意味は、
冷たい土と荒れて崩れかけた盛り土。
墓のことを言う。
長生殿より出典
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「礪山帯河(れいざんたいが)」
意味は、
「山」は中国の名山である泰山、
「河」は黄河のこと。
たとえ雄大な泰山が砥石のようにたいらになっても、
広大な黄河が帯のように狭くなっても、決して変らない固い約束のこと。
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「蓮華往生(れんげおうじょう)」
意味は、
死後、極楽浄土の蓮華座上に生まれること。
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「魯般雲梯(ろはんうんてい)」
意味は、
春秋時代、魯の名工魯般が作ったという雲にまで届くような高い梯。
敵の城を攻める際に用いられた。
蒙求より出典
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「魯魚之謬(ろぎょのあやまり)」
意味は、
字を間違って書き写すこと。
「魯」と「魚」がよく似ていて、書き間違えられ事から。
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「魯魚章草(ろぎょしょうそう)」
意味は、
誤字のたとえ。
「魯」と「魚」、「章」と「草」の字形がそれぞれ似ていて間違いやすいことから。
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「老萊斑衣(ろうらいはんい)」
意味は、
親孝行を尽くすことのたとえ。
楚の老萊が親に年齢を忘れさせようとして、自分が70歳になっても斑衣(子供の服)を身につけ、親にまとわりつくように戯れたという故事から。
蒙求より出典
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「老馬之智(ろうばのち)」
意味は、
斉の桓公が山中で道に迷ったとき、老馬を放ってその後について行って道をみつけたという故事から
無能とみえる者でも学ぶべき点があることのたとえ。
韓非子より出典
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「籠鳥恋雲(ろうちょうれんうん)」
意味は、
身を束縛されている者が自由な身を望むたとえ。
また、故郷を恋しく思う意にもいう。
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「狼子野心(ろうしやしん)」
意味は、
狼の子は人になれず飼いにくいことから、凶暴で教化し難いことにいう。
また、謀反の心をもつことや身分不相応な望みをもつことにもいう。
春秋左氏伝より出典
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「吾家麒麟(わがいえのきりん)」
意味は、
両親が、自分の家の優秀な子供のことを言った言葉。
「麒麟」は中国における想像上の動物で、傑出した人物のたとえ。
晋書より出典
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「開門揖盗(かいもんゆうとう)」
意味は、
門を開けて泥棒に会釈する、の意。
自ら原因を作って災いを招き入れること。
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「魁梧奇偉(かいごきい)」
意味は、
頑丈で大きく堂々としたからだの事。
「魁」は大きいこと。
「梧」は壮大の意。
史記より出典
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「蓋棺事定(がいかんじてい)」
意味は、
死んではじめて、その人の評価が定まるということ。
生存中の評価があてにならないことにもいう。
杜甫の詩より出典
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「温文爾雅(おんぶんじが)」
意味は、
立ち振る舞いが温和で、言葉も正しく礼にのっとって美しい様。
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「遠塵離垢(おんじんりく)」
意味は、
仏教用語
現世の煩悩を振り払うという意。
「遠塵」は汚れから遠ざかること。
「離垢」は煩悩を消し去ること
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「温恭直諒(おんきょうちょくりょう)」
意味は、
穏やかで慎みがあり、正直で誠実なこと。
「直諒」は誠のあること。
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「屋烏之愛(おくうのあい)」
意味は、
人に対して深い愛児用を抱けば、その人が住んでいる家の屋根にとまっている烏までも愛らしく思えること。
偏愛。
「愛及屋烏(あいきゅうおくう)」ともいう。
説苑より出典
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「王門伶人(おうもんれいじん)」
意味は、
高貴な身分の人や金持ちの追従する人。
「伶人」は太鼓持ちのこと。
晋書より出典
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「横眉怒目(おうびどうもく)」
意味は、
眉を吊り上げ、目から怒気を放って怒っている顔の形容。
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「横説竪説(おうせつじゅせつ)」
意味は、
自由自在、縦横に述べること。
弁舌が巧みなこと。
祖庭事苑より出典
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「鳶目兎耳(えんもくとじ)」
意味は、
よく見える目とよく聞こえる耳の意。
新聞・雑誌・放送などの報道関係者にいう。
飛耳張目。
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「円頓止観(えんどんしかん)」
意味は、
仏教用語。
人として理想の人格が完成された至上の境地のこと。
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「宛転蛾眉(えんてんがび)」
意味は、
たぐい希な美人の形容。
容貌が美しいさま。
「蛾眉」とは蛾の触角のように細く美しい眉のことで、美人の特徴の一つ。
白居易の詩より出典
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「怨女曠夫(えんじょこうふ)」
意味は、
適齢期の独身男女。
「怨女」は夫がいなくて恨む女性。
「曠夫」は妻をもてなくて恨みを抱く男性。
孟子より出典
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「掩耳盗鐘(えんじとうしょう)」
意味は、
愚かしい考えや浅知恵で自分の良心を騙し、悪事を働こうとすること。
呂氏春秋より出典
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「燕雁代飛(えんがんだいひ)」
意味は、
燕と雁が同じ季節に同じ場所に居合わせることはないことから、
人が互い違いに入れ替わり、異なる方向に去ってしまうことのたとえ。
淮南子より出典
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「雲濤煙浪(うんとうえんろう)」
意味は、
はるかかなたの沖合いで雲に連なり煙のように霞んでいる波の意
雄大な海の形容。
白居易の詩より出典
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「雲中白鶴(うんちゅうのはっかく)」
意味は、
雲の間を白い鶴が飛んでいる姿。
転じて、典雅で人品卑しからぬ人物や婦人ー讃える言葉。
世説新語より出典
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「雲外蒼天(うんがいそうてん)」
意味は、
「蒼天」は青空。
雲の外には青空が広がっている。
転じて、努力して苦しみを乗り越えれば、必ずやすばらしいことがある。
だから苦難にあっても絶望してはいけないということ。
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「有漏無漏(うろむろ)」
意味は、
煩悩に囚われたままの者と、煩悩を脱して悟りを開いている者。
「漏」は、ここでは煩悩の意。
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「和光同塵(わこうどうじん)」
意味は、
自分の才能や徳を隠して、世俗の中に交じってつつしみ深く、目立たないように暮らすこと。
「和光」は才知の光を和らげ、隠すこと。
「塵」はちりのこと。転じて、俗世間。
「同塵」は俗世間に交じわる、合わせること。
また、仏教では、仏や菩薩ぼさつが仏教の教化を受け入れることのできない人を救うために、本来の姿を隠し変えて、人間界に現れることをいう。
老子より出典
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「六道輪廻(ろくどうりんね)」
意味は、
この世に生きるすべてのものは、六道の世界に生と死を何度も繰り返して、さまよい続けるということ。
「六道」は生前の行為の善悪によって、死後に行き先が決まる六つの世界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)。
「輪廻」は、車輪が回転してきわまりないように、霊魂は不滅で死後また生まれ変わるという考え方。
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「麟鳳亀竜(りんぽうきりゅう)」
意味は、
太平の世になると現れると信じられていた四種の霊獣・霊鳥。麒麟・鳳凰・亀・竜のこと。
転じて、非常にまれで珍しいもの、聖人・賢者のたとえ。
麒麟・鳳凰・竜は想像上の動物で、太平の世に出現するというめでたいもの。
礼記(礼運)より出典
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「麟子鳳雛(りんしほうすう)」
意味は、
将来性のある子供のたとえ。
麒麟の子と鳳凰のひなの意から。
麒麟も鳳凰も想像上の動物で霊獣・霊鳥とされ、これらが現れると、めでたい兆しとされた。
易林より出典
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「鱗次櫛比(りんじしっぴ)」
意味は、
うろこや櫛くしの歯のように、順番に整然と並ぶこと。
「次」「比」はともに並ぶ意。
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「綾羅錦繍(りょうらきんしゅう)」
意味は、
上質の素材を用い、刺繍を数多く施した美しい衣服。
また、きらびやかな衣服を身につけること。
「綾」はあや絹、「羅」は薄絹、「錦」はにしき、「繍」は刺繍をした織物で、いずれも高貴な人が着る美しい衣服のこと。
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「竜頭蛇尾(りゅうとうだび)」
意味は、
初めは勢いがよいが、終わりのほうになると振るわなくなること。
頭は竜のように立派なのに、尾は蛇のようにか細くて、前と後とのつりあいがとれない意から。
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「竜跳虎臥(りゅうちょうこが)」
意味は、
筆勢が何の束縛も受けず、縦横自在で、さまざまな字様を駆使していること。
竜が天に向かって身を躍らせて跳び上がったり、とらが大地にからだを伏せる様子を筆の勢いに比喩ひゆしたもの。
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「竜章鳳姿(りゅうしょうほうし)」
意味は、
伝説上の霊獣・霊鳥である竜や鳳凰ほうおうのように、威厳に満ちた立派な容姿。
本来の意味は、竜のように勇壮で、おおとりのように気高い姿をしていること。
内面の充実が外面に現れたすぐれた風采ふうさいをいう。
「章」は模様。
「竜」「鳳」は、ともに想像上のめでたい動物。
晋書(康伝)より出典
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「洛陽紙価(らくようのしか)」
意味は、
著書が評判となり、盛んに売れて読まれること。
「洛陽」は中国の地名。
「紙価」は紙の値段のこと。
一般に「洛陽の紙価高からしむ」の形で用いられる。
晋書 より出典
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「落筆点蠅(らくひつてんよう)」
意味は、
過ちをうまく処理して、逆に上手に仕上げること。
画家のすぐれた技をいうたとえ。
誤って筆を落としてつけた墨の汚れを、うまく蠅に描く意から。
「落筆」は筆を落とすこと。
「点」は描く意。
三国志より出典
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「抑揚頓挫(よくようとんざ)」
意味は、
文や声などの調子を上げ下げしたり、途中で滞らせたりして、全体的な効果をはかること。
調子が高低して起伏があり、途中で停滞、転折して調和のとれていること。
また、盛んな勢いが途中でくじけること。
「抑揚」は文や声などの調子の上げ下げ。
「頓挫」は急に滞りくじけること。切れ目や転折のこと。
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「容貌魁偉(ようぼうかいい)」
意味は、
姿かたちが堂々として大きく立派なさま。
「魁偉」は大きくて立派なさま。
後漢書(郭太伝)より出典
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「妖怪変化(ようかいへんげ)」
意味は、
人知を超えた不思議な現象を引き起こす化け物。
「妖怪」「変化」は、ともに化け物のこと。
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「雄心勃勃(ゆうしんぼつぼつ )」
意味は、
雄々おおしい勇気が盛んにわいてくるさま。
「雄心」は雄々しい心、勇ましい精神。
「勃勃」は盛んに起こるさま。
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「勇気凛凛(ゆうきりんりん)」
意味は、
失敗や危険をかえりみず、勇敢に物事に立ち向かっていこうとするさま。
「凛凛」は勇ましく勢い盛んなさま。りりしいさま。
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「門前雀羅(もんぜんじゃくら)」
意味は、
門の前に網を張って雀を捕まえることができるほど訪問者もなく、人の往来もない寂れたさま。
「雀羅」は雀を捕まえるときに使う霞網かすみあみのこと。
史記(汲黯鄭当時伝)より出典
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「孟母三遷(もうぼさんせん)」
意味は、
子供は周囲の影響を受けやすいので、子供の教育には環境を選ぶことが大切であるという教え。
「孟母」は孟子の母。「
遷」は移る、転居すること。
列女伝(鄒孟軻母)より出典
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「孟仲叔季(もうちゅうしゅくき)」
意味は、
兄弟の順序をいう語。長子・次子・三子・四子のこと。
三人の場合は「孟仲季」という。
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「盲亀浮木(もうきふぼく)」
意味は、
会うことが非常に難しいこと、めったにないことのたとえ。
また、人として生まれることの困難さ、そしてその人が仏、または仏の教えに会うことの難しさのたとえ。
大海中に棲すみ、百年に一度だけ水面に浮かび上がる目の見えない亀かめが、漂っている浮木のたった一つの穴に入ろうとするが、容易に入ることができないという寓話による。
雑阿含経より出典
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「明眸皓歯(めいぼうこうし)」
意味は、
美女の形容。
美しく澄んだ目もとと、白く美しい歯並びの意から。
非業の死を遂げた楊貴妃をしのんで、唐の詩人杜甫が作った詩の語で、
もとは楊貴妃の美貌を形容した語。
「眸」は瞳のこと。
「皓」は白くきれいなこと。
曹植(洛神賦)より出典
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「輔車相依(ほしゃそうい)」
意味は、
両者が互いにもちつもたれつの関係にあるたとえ。
利害関係が深いことのたとえ。頬骨と下あごの骨が互いに頼り合っている意から。
「輔車」は頬骨と下あごの骨の意。
一説に、車輪の添え木と車輪。
この両者は互いに助け合って動くものであることからいう。
春秋左氏伝(僖公五年)より出典
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「蓬頭垢面(ほうとうこうめん)」
意味は、
身だしなみに無頓着で、むさくるしいこと。
また、疲れ切った貧しい様子。
乱れた髪と垢まみれの顔の意から。
「蓬頭」はよもぎのような、ぼさぼさに乱れた髪。
「蓬」はよもぎの意。
「垢面」は垢まみれの顔。「垢」は「く」とも読む。
魏書(封軌伝)より出典
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「方底円蓋(ほうていえんがい)」
意味は、
物事が食い違って、お互いに合わないたとえ。
四角い底の器に丸い蓋の意から。
顔氏家訓(兄弟)より出典
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「碧血丹心(へきけつたんしん)」
意味は、
このうえない真心の意。
また、このうえない忠誠心のこと。
「碧」は青の意。
「丹心」は真心。赤心。
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「輪廻転生(りんねてんしょう)」
意味は、
人が生まれ変わり、死に変わりし続けること。
「輪廻」は車輪がぐるぐると回転し続けるように、人が何度も生死を繰り返すことを指す。
「転生」は生まれ変わること。
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「舞文弄法(ぶぶんろうほう)」
意味は、
法の条文を都合のいいように解釈して、乱用すること。
「舞」「弄」はともに、もてあそぶ、思うように解釈する意。
史記(貨殖伝)より出典
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「焚琴煮鶴(ふんきんしゃかく)」
意味は、
琴を焼いてつるを煮る意で、殺風景なこと。
また、風流心のないことのたとえ。
「焚」は焼く意。
義山雑纂より出典
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「不失正鵠(ふしつせいこく)」
意味は、
物事の要点や急所を正確にとらえること。
的をはずれないこと。
「正鵠」は弓の的の中心。
的の真ん中の黒い星をいう。
転じて、物事の要点・急所の意。
礼記(射義)より出典
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「抜本塞源(ばっぽんそくげん)」
意味は、
災いの原因になるものを、徹底的に取り除くこと。
木の根を抜き、水源をふさぎ止める意から。
根本を忘れて道理を乱すたとえとして用いられたが、現在では前者の意に用いられることが多い。
「本」は木の根。
「源」は水源。
春秋左氏伝(昭公九年)より出典
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「抜山蓋世(ばつざんがいせい)」
意味は、
山を引き抜くほどの強大な力と、世を覆い尽くすほどの気力があること。
威勢がきわめて盛んなさま。
もとは漢の劉邦と天下を争った楚の項羽が、寵愛の虞美人と最後の酒宴を催した折に、自分の盛んな力量と意気をいった語。
「抜山」は山を引き抜くこと。
「蓋世」は世を覆う、世を圧倒すること。
「力は山を抜き、気は世を蓋おおう」の略。
史記(項羽紀)より出典
今日より昨年同様の更新に戻りますので、
よろしくお願いします。
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「氾愛兼利(はんあいけんり)」
意味は、
人を区別なく広く愛し、互いに利益を与え合うこと。
中国戦国時代の墨子ぼの思想。
「氾愛」は広くすみずみまで愛情を及ぼす意。博愛。汎愛。
「兼利」は利益を共にして、広く分け合う意。
「兼」は自他の区別をせず、広く~すること。ともに。
荘子(天下)より出典
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「破釜沈船(はふちんせん)」
意味は、
決死の覚悟で出陣すること。
生きて帰らない決意を示すこと。
出陣のとき、飯を炊く釜を打ち壊し、船を沈めて退路を断つ意から。
史記(項羽紀)より出典
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「八紘一宇(はっこう-いちう)」
意味は、
全世界を一つにまとめて、一家のように和合させること。
第二次大戦のとき日本が国家の理念として打ち出し、海外進出を正当化するスローガンとして用いた。
「八紘」は天地の八方の隅、地の果てまでの意。
転じて、全世界の意。
「宇」は家の意。
日本書紀(神武紀)より出典
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「薄暮冥冥(はくぼめいめい)」
意味は、
夕暮れどきのうす暗いさま。
「薄暮」は夕暮れ、たそがれどき。
「薄」は迫る、近づく意。
「暮」は日暮れ。夕方。
「冥冥」は暗いさま。暗くて見分けにくいさま。
范仲淹(岳陽楼記)より出典
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「敗軍之将(はいぐんの-しょう)」
意味は、
戦いに敗れた将軍のこと。
物事に失敗した人の場合にもいう。
「敗軍の将は兵を語らず」の形で用いられることが多い。
戦いに敗れた将軍は、兵法について語ってはいけないという意。
いさぎよく負けを認めて、あれこれ弁解してはならず、また、失敗した事柄について意見をしてはいけないという意。
史記(淮陰侯伝)より出典
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「嚢中之錐(のうちゅうのきり )」
意味は、
すぐれた才能をもつ人は、凡人の中に混じっていても、自然とその才能が目立ってくるということ。
「嚢中」は袋の中。
袋の中に錐を入れておくと、自然に袋を突き抜けて、とがった刃先が見えてくる。
それと同じように、すぐれた人は自然と凡人の中から突き抜けて、その才能を現すということ。
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「日常坐臥(にちじょうざが)」
意味は、
寝ているときも座っているときも。ふだん、いつでも。
「坐臥」は座ることと寝ること。
すなわち、起きているときも寝ているときもの意。
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「南都北嶺(なんとほくれい)」
意味は、
奈良と比叡山のこと。
また、奈良の興福寺と比叡山の延暦寺のこと。
「南都」は奈良のこと。奈良には仏教の大きな派閥が六つあったが、法相宗興福寺はその代表。
「北嶺」は比叡山のこと。延暦寺の僧兵は山法師、興福寺の僧兵は奈良法師として権勢を振るった。
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「土崩瓦解(どほうがかい)」
意味は、
土が崩れ、かわらがばらばらに砕けるように、物事が崩れて手の付けようがないたとえ。
「瓦解」は一部分の崩れから、全体がばらばらになること。
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「図南鵬翼(となんほうよく)」
意味は、
大事業や海外進出を企てることのたとえ。
大きな志のたとえ。
「図南」は南の海(南冥)に行くことをはかる意。
「鵬」はおおとり。
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「兎死狗烹(としくほう)」
意味は、
うさぎが死んでしまえば、それを捕らえるのに用いられた猟犬は不必要となって、煮て食べられてしまう意。
戦時に活躍した武将は、ひとたび太平の世となると、用なしとして殺されてしまうことをたとえた言葉。
また、後に広く、利用価値があるときだけ用いられ、無用になると捨てられてしまうことのたとえ
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「稲麻竹葦(とうまちくい)」
意味は、
多くの人や物が入り乱れるように群がっているさま。
また、何重にも取り囲まれているさま。
稲・麻・竹・葦あしが群生している様子から。
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「陶犬瓦鶏(とうけんがけい)」
意味は、
形ばかり立派で、実際の役に立たないもののたとえ。
「陶犬」は陶製の犬。
「瓦鶏」は素焼きの鶏。
犬には夜の番をする、鶏には夜明けを告げるという役目があるが、作り物ではその役目を果たすことができないことから。
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「熱願冷諦(ねつがんれいてい)」
意味は、
熱心に願い求めることと、冷静に本質を見極めること。
「熱願」は熱心に願うこと。また、熱烈な願い。
「諦」は明らかにすること。よく見てはっきりさせること。
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「天神地祇(てんしんちぎ)」
意味は、
天つ神と国つ神。天地の神々、すべての神々の意。
「地祇」は地の神・国土の神の意。
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「轍鮒之急(てっぷのきゅう)」
意味は、
差し迫った危急や困難のたとえ。
車の通った跡のくぼみにたまった水の中で、苦しみあえいでいる鮒の意から。
「轍」は車が通った後に残った車輪の跡、わだちのこと。
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「通暁暢達(つうぎょうちょうたつ)」
意味は、
ある物事に奥深く通じていて、文章や言葉などがのびのびしているさま。
「通暁」は明らかに通じていること。
「暢達」はのびのびしているさま。
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「沈魚落雁(ちんぎょらくがん)」
意味は、
魚や雁も恥じらって、身を隠すほどの美人。
もともとは『荘子』斉物論に見える逸話で、人間の基準での美人を見ても魚や鳥は逃げるだけだという、価値の相対性を表した語。
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「凋零磨滅(ちょうれいまめつ)」
意味は、
文物などが滅びてなくなること。
「凋零」は草花がしぼんで落ちること。
「磨滅」はすりへりなくなること。
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「朝蠅暮蚊(ちょうようぼぶん)」
意味は、
小人物がはびこるたとえ。
朝には蠅が集まり、暮れには蚊が集まる意から。
「蠅」「蚊」ともに小人物のたとえ。
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「長汀曲浦(ちょうていきょくほ)」
意味は、
長く続くみぎわと曲がりくねった入り江。
曲がりくねって続いている海辺。
「汀」はなぎさ・みぎわ、「浦」は浜辺・湾の意。
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「打打発止(ちょうちょうはっし )」
意味は、
激しく議論し合うさま。
また、刀などで激しく音を立てて打ち合うさま。
「打打」は続けて打ちたたく擬音。
「発止」は堅い物どうしが打ち当たる擬音。
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「朝秦暮楚 (ちょうしんぼそ)」
意味は、
ふらふらして住所が定まらず、流浪するたとえ。
朝には中国の西部にある秦にいて、暮れには南部にある楚にいるということから。
また、朝には秦国に頼り、暮れには楚国に頼るという、主義・主張が一定でないたとえの意味に使われることもある。
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「竹頭木屑(ちくとうぼくせつ)」
意味は、
役に立たないもののたとえ。また、細かなもののたとえ。
転じて、つまらないものでも、何かで役に立つかもしれないから粗末にしないこと。
廃物利用すること。
「竹頭」は竹の切れはし。
「木屑」は木のくず。
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「池魚籠鳥(ちぎょろうちょう )」
意味は、
不自由な身の上・生活のこと。また、宮仕えのこと。
「池魚」は池の中の魚。
「籠鳥」は籠かごの中の鳥
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「知己朋友(ちきほうゆう)」
意味は、
よく自分のことを知ってくれている友人のこと。
また、よく待遇してくれる人。
「知己」は自分の人柄・才能をよく知ってくれている人。親友の意。
「己」はおのれ。
「朋友」は友達、友人のこと。
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「箪食瓢飲(たんしひょういん)」
意味は、
わずかな食料で、貧苦に甘んじて学問に励むこと。
また、粗末な食事のたとえ。
「箪食」はわりご一杯の飯。
「瓢飲」はひさご一杯の汁。
もと孔子が顔淵がんえんの貧しい生活に甘んじて、学問に励むのを褒めた言葉。
論語より出典
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「短褐穿結(たんかつせんけつ)」
意味は、
貧しい人や卑しい人の着る衣服。貧者の粗末な姿の形容。
「短褐」は短い荒布でできた着物。
「穿結」は破れていたり、結び合わせてあったりすること。
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「多士済済(たしせいせい)」
意味は、
すぐれた人物が数多くいること。また、そのさま。
「多士」は多くのすぐれた人材の意。
「済済」は数が多くて盛んな様子。「済済多士せいせいたし」ともいう。
詩経より出典
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「体貌閑雅(たいぼうかんが)」
意味は、
姿かたちが落ち着いて上品なさま。
「体貌」は姿と顔だち、容貌ようぼう。
「閑雅」は物静かで上品な趣があること。
また、そのさま。
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「堆金積玉(たいきんせきぎょく)」
意味は、
莫大な富を集めること。
金銀珠玉を積み上げる意から。
「堆」「積」はともに積み上げる意。
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「粟散辺地(ぞくさんへんち)」
意味は、
粟粒を散らしたような辺境の小国。
「粟散」は粟散国(粟のように散在する小国)のこと。
「辺地」は最果ての地。
特に日本人自身が、日本のことを中国やインドと対照させて、このように表現するときがある。
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「聡明叡知(そうめいえいち)」
意味は、
聖人のもつ四つの徳のこと。
転じて、生まれつき才能があり、賢くて先々まで見通せること。
物事に通暁していて、すぐれた才知があること。
「聡」はすべてを聞き分けること。
「明」はすべてを見分けること。
「叡」はすべてに通ずること。
「知」はすべてを知っていること。
易経(繋辞)より出典
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「草茅危言(そうぼうきげん)」
意味は、
国政に対して浴びせられる民間の批判の声のこと。
「草茅」は草むら。
転じて、朝廷・官界に対する民間・在野の意。
草莽に同じ。
「危言」は厳しい言葉。
論語より出典
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「喪家之狗(そうかのいぬ)」
意味は、
やつれてしまって元気のない人、落胆して志を得ない人のたとえ。
また、身を落ち着かせるところがなく放浪している者のたとえ。
「喪家」は葬式を出して喪に服している家のこと。
「狗」は犬。
喪中の家では悲しみのあまり犬に餌えさをやることも忘れてしまい、犬がやせ衰えてしまうという意。
また、「喪」を失うという意味にとって、宿なしの犬と解釈する説もある。
史記(孔子世家)より出典
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「全豹一斑(ぜんぴょういっぱん)」
意味は、
もののごく一部を見て、全体を推測したり批評したりすることのたとえ。
見識がきわめて狭いことのたとえ。
「一斑」は豹ひょうの斑点の一つ。
「全豹」は豹全体。
転じて、物事の全容のこと。
狭い管から豹をのぞき、見えた一つの斑点から豹全体を類推するという意。
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「前途遼遠(ぜんとりょうえん )」
意味は、
目的達成までの道のりや時間が、まだ長く残っているさま。
今後の道のりがまだ遠くて困難なさま。
「前途」は将来、目標までの今後の道のり。
「途」は道のりのこと。
「遼遠」ははるかに遠いさま。
「遼」は道が延々と長く続いている意
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「碩師名人(せきしめいじん)」
意味は、
大学者や名声の高い人。
偉大な徳のある人や人望のある人。
「碩」は大きい意で、「碩師」は大学者・大先生のこと。
「名人」は名声の高い人・名士。
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「生呑活剥(せいどんかっぱく)」
意味は、
他人の詩文などをそっくり盗用すること。
また、他人の言葉や考えを鵜呑うのみにして受け売りするだけで、独自性・創造性のないことのたとえ。
「生呑」は生きたまま丸のみすること。
「活剥」は生きたまま皮などを剥はぎとること。
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「清浄無垢(せいじょうむく)」
意味は、
清らかで汚れのないさま。
また、心が清らかで煩悩のないさま。
「垢」はあか・汚れ。
「垢」は「こう」とも読む。
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「西戎東夷 (せいじゅうとうい)」
意味は、
西方と東方の異民族。
昔、漢民族が異民族を卑しんで呼んだ語。
「戎」は西方の、「夷」は東方の異民族の称。
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「西施捧心(せいしほうしん)」
意味は、
病気に悩む美女の様子。
また、同じ行いでも人や場合により価値に差が生まれるたとえ。
荘子より出典
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「精衛填海(せいえいてんかい)」
意味は、
人ができそうもないことを企てて、結局それが無駄に終わること。
また、いつまでも悔やみ続けること。
「精衛」は、古代炎帝えんていの娘が溺死できしして変身したという小鳥の名。
「填海」は海をうずめる意。
意志の強固なことにも用いる。
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「趨炎附熱(すうえんふねつ)」
意味は、
時の権力者につき従い、こびへつらうこと。もとは、勢いよく燃えている炎に向かって走り、熱いものにつく意。
「炎」「熱」はともに勢いが盛んなもののたとえ。
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「水天一碧(すいてんいっぺき )」
意味は、
水と空とが一続きになって、一様に青々としていること。
「水天」は水と空、海と空。
「一碧」は一面に青い色となること。
「碧」は深い青色、あおみどり。
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「情緒纒綿(じょうしょてんめん)」
意味は、
情緒が深くて離れがたいさま。
「情緒」は、おりにふれて起こる、さまざまな思い・感情・気分。
「纒綿」は、心にまとわりついて離れないさま。
「緒」は「ちょ」とも読む。
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「醇風美俗(じゅんぷうびぞく)」
意味は、
人情の厚い美しい風俗や習慣。
「醇風」は素直で、人情の厚い風俗。
「俗」は風習・習慣。
「醇」は「淳」とも書く。
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「自然法爾(じねんほうに)」
意味は、
浄土真宗で、自力をすて、如来の絶対他力にまかせきること。
人為を捨て、ありのままにまかせること。
「自然」はおのずからそうであること。
「法爾」はそれ自身の法則にのっとって、そのようになっていること。
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「参差錯落(しんしさくらく )」
意味は、
いろいろと、ふぞろいの物が入り混じっているさま。
「参差」は長短・高低入り混じり、ふぞろいなさま。
「錯落」はたくさんの物がごたごた入り混じるさま。
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「芝蘭玉樹(しらんぎょくじゅ)」
意味は、
すぐれた人材。
他人の才能のある子弟を褒めていう語。
「芝」は霊芝。めでたい兆しとされる。
「蘭」はふじばかま。
ともに香気高い香草で、才徳にすぐれた人のたとえ。
「玉樹」は玉のように美しい木。
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「春蛙秋蝉(しゅんあしゅうぜん)」
意味は、
うるさいだけで、役に立たない無用な言論のたとえ。
やかましく鳴く春のかえると秋のせみの意から。
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「出藍之誉(しゅつらんのほまれ)」
意味は、
弟子が師よりもすぐれた才能をあらわすたとえ。
青色の染料は藍から取るものだが、もとの藍の葉より青くなることからいう。
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「首鼠両端(しゅそりょうたん)」
意味は、
ぐずぐずして、どちらか一方に決めかねているたとえ。
また、形勢をうかがい、心を決めかねているたとえ。
日和見。
穴から首だけ出したねずみが外をうかがって、両側をきょろきょろ見回している意から。「首鼠」は「首施」に同じで、躊躇するさまともいう。
「両端」はふた心の意。
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「守株待兎(しゅしゅたいと )」
意味は、
いたずらに古い習慣やしきたりにとらわれて、融通がきかないたとえ。
また、偶然の幸運をあてにする愚かさのたとえ。
木の切り株を見守って兎うさぎを待つ意から。
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「秋風索莫(しゅうふうさくばく)」
意味は、
秋風が吹き、物さびしいさま。
盛んであった物事の勢いが衰えて、物さびしいたとえとしても用いられる。
「索莫」は物さびしいさま。また、失意のさま。
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「終南捷径(しゅうなんしょうけい)」
意味は、
正規の手続きや段階を経ずに、官職につく法のこと。
世俗を避けて終南山に隠居して、隠者のふりをすると名声が上がり、仕官の道が得やすいこと。
終南山には仕官の近道がある意から。
「終南」は終南山のこと。中国陝西省の長安の南方にあり、名勝や古跡に富む。
「捷径」は最短距離。早道。
新唐書(盧蔵用伝)より出典
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「周章狼狽(しゅうしょうろうばい)」
意味は、
大いにあわてること。
非常にあわてうろたえること。
「周章」「狼狽」はともにあわてる意。
「狼」「狽」はともに伝説上の獣で、狼は前足が長くて後足が極端に短く、狽は前足が極端に短くて後足が長い。
狽が狼の後ろに乗るようにして二頭は常に一緒に行動するとされ、離れると動けず倒れてしまうことから、うまくいかない意、
あわてふためく意に用いる。
「周章」に「狼狽」を添えて意味を強調する。
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「釈根灌枝(しゃくこんかんし)」
意味は、
末節に心を奪われたりこだわったりして、物事の根本を忘れるたとえ。
木の根に水をやらないで、枝に注ぎかける意から。
「釈」は捨てる意。
「灌」は水を注ぎかける意。
淮南子(泰族訓)より出典
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「七歩之才(しちほのさい)」
意味は、
文才に恵まれていること。また、すぐれた詩文を素早く作る才能があること。
世説新語より出典
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「紫電一閃(しでんいっせん)」
意味は、
事態の急激な変化の形容。
研ぎ澄まされた剣をひと振りするとき、一瞬ひらめく鋭い光の意から。
「紫電」は研ぎ澄まされた剣をひと振りするときにひらめく鋭い光。
「一閃」は一瞬のひらめき。さっとひらめくこと。
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「悉皆成仏(しっかいじょうぶつ)」
意味は、
万物すべてが仏になること。
「悉皆」は一つ残らず全部、ことごとくすべての意。
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「七堂伽藍(しちどうがらん)」
意味は、
寺の主要な七つの建物。
一般には、塔・金堂・講堂・鐘楼・経蔵・僧房・食堂(じきどう)をいう。
禅宗では、仏殿・法堂・僧堂・庫裡・山門・東司(とうす)・浴室をいうことが多いが、必ずしも一定しない。
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「七顛八倒(しちてんばっとう)」
意味は、
しい苦痛などで、ひどく苦しんで転げまわること。
転んでは起き、起きては転ぶこと。
「七」「八」は数が多いことをいう。
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「至大至剛(しだいしごう)」
意味は、
このうえなく大きく、このうえなく強いさま。
「至」はこのうえなく、非常にの意。
もと、孟子が「浩然之気(こうぜんのき)」を評した語。
孟子より出典
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「死屍累累(ししるいるい )」
意味は、
死体が多く重なり合って、むごたらしいさま。
「死屍」はしかばね・なきがら。
「累累」は重なり合うさま。
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「屍山血河(しざんけつが )」
意味は、
激しい戦闘のたとえ。また、そのあとの惨状のこと。屍しかばねの山と血の河の意から。「血河」は「けっか」とも読む。
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「三者鼎談(さんしゃていだん)」
意味は、
三人が向かい合って話をすること。
また、その話。鼎かなえには三本の足がついていることからいう。
「鼎」はものを煮たり、祭器として用いたりする器。
二つの手と三本の足がついている。
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「沙中偶語(さちゅうのぐうご)」
意味は、
臣下が謀反を企てる談合をすること。
人気のない砂地に集まり、額を突き合わせて相談する意から。
「沙中」は砂の中、人のいない砂地の中。
「偶語」は向かい合って語る、相談する。対話。
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「採菓汲水(さいかきっすい)」
意味は、
厳しい仏道修行のたとえ。
仏に供えるため、木の実を採り、花を摘み、水を汲くむ意から。
「菓」は木の実。
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「金輪奈落(こんりんならく)」
意味は、
「金輪際」に同じで、物事の極限、きわまるところ。
また、どこまでも、とことん。また絶対に、断じての意。
「金輪」は大地の下に三つの層(三輪)があり、風輪・水輪の上にあるとされる、大地のはるか下の金輪の底の意。
「奈落」は地獄のこと。
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「金剛不壊(こんごうふえ)」
意味は、
きわめて堅固で決して壊れないこと。
また、志を堅く守って変えないこと。
もとは仏の身体について言った語という。
「金剛」は金石の中で最も硬いもの。ダイヤモンド。
一説に金・金剛石。
「不壊」は堅く壊れないこと。
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「枯木寒巌(こぼくかんがん)」
意味は、
世俗に超然とした悟りの境地のたとえ。
枯れた木と冷たい岩の意から。
仏教、特に禅宗で「枯木」「寒巌」を、情念を滅却した悟りの境域にたとえる。
また、情味がなく冷淡で取っつきにくい態度・性質などのたとえに用いられることもある。
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「亀毛兎角(きもうとかく)」
意味は、
この世にあり得ないもの、実在するはずがない物事のたとえ。
もとは戦争の起こる兆しをいった。
かめに毛が生え、うさぎに角が生える意から。
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「甲論乙駁(こうろんおつばく )」
意味は、
互いにあれこれ主張して議論がまとまらないこと。
甲の人が論ずると、乙の人がそれに反対するというように議論がいろいろと出る意から。
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「鉤縄規矩(こうじょうきく)」
意味は、
物事や行為の標準・基準になるもののこと。
物事の手本。きまり。
「鉤」は先の曲がったかぎの意。
ここでは曲線を描くための道具。
半規または曲尺という説もあり、その形状は未詳。
「縄」は直線を引くための墨縄のこと。
「規」はコンパス・ぶんまわしのことで、円を描くのに用いる。
「矩」は方形を描く差し金(直角に曲がった物差し)。
荘子より出典
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「膏火自煎(こうかじせん)」
意味は、
財産や才能などがあることで、かえって災いを招くたとえ。
あぶらの火は燃やすと明るくなり、その力を発揮するが、そのために自らを焼いて燃え尽きてしまう意から。
「膏」はあぶら。
荘子より出典
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「玄裳縞衣(げんしょうこうい)」
意味は、
つるの姿の形容。
転じて、つるの異名。
黒のはかまと白い上着の意から。
「玄」は黒の意。
「裳」はもすそ・したばかま。
「縞」は白の意。また、白ぎぬの意。
「衣」はころも・上着。
蘇軾より出典
この熟語で2000語目になりました。
ココまで続けてこれたのも、皆様の御蔭と、
心よりお礼申し上げます。
これからも、宜しくお願いいたします。
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「月卿雲客(げっけいうんかく)」
意味は、
公卿や殿上人のこと。
また、高位高官のこと。
「月卿」は、もと天子を日に、臣下を月になぞらえて、大臣をいう。
わが国では公卿をいう。
「雲客」は殿上人のこと。
平家物語より出典
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「堅牢堅固(けんろうけんご)」
意味は、
守りが非常に堅く、容易に破られたり動じたりしないさま。
また、堅くてじょうぶなさま。
「牢」は堅い意。
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「賢明愚昧(けんめいぐまい )」
意味は、
賢くて道理に明るいことと、愚かで道理に暗いこと。
「昧」は道理に暗い意。
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「牽衣頓足(けんいとんそく)」
意味は、
非常につらい別れを惜しむことの形容。
もと出征する兵士の家族が、兵士の服にすがり引き留め、足をばたばたさせて別れを悲しむ意から。
「牽衣」は服にすがり引っぱること。
「頓足」は足をばたばたさせる。
地団駄をふむ。
杜甫より出典
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「桂殿蘭宮(けいでんらんきゅう)」
意味は、
美しい宮殿のこと。
「桂」は香木の名。
「蘭」は香草の名。
「殿」「宮」は建物のこと。
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「錦心繍口(きんしんしゅうこう)」
意味は、
詩文の才能にすぐれているたとえ。
美しくすぐれた思いと言葉の意から。
「錦心」は錦にしきのように美しい思いや心をいう。
「繍口」は刺繍のように美しい言葉。
柳宗元の言葉
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「錦上添花(きんじょうてんか)」
意味は、
善美なものの上に、さらに善美なものを加えること。
本来、美しい錦の上に、さらに美しい花を添える意。
よいもの、美しいもの、めでたいことなどが重なることに用いる。
「錦」は美しい綾織物あやおりもの。
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「魚網鴻離(ぎょもうこうり)」
意味は、
求めるものが得られず、求めていないものが得られるたとえ。
求めていたものとは違う意外なものが手に入るたとえ。
魚を捕らえようと網を張ってあったのに鴻がかかる意から。
「鴻」はおおとり。また、大きな雁がん。
「離」は網にかかること。
詩経より出典
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「尭風舜雨(ぎょうふうしゅんう)」
意味は、
尭帝や舜帝のような聖天子の恵みが天下に行き渡っているのを風雨にたとえていう語。
転じて、天下太平の世の意。
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「尭鼓舜木(ぎょうこしゅんぼく)」
意味は、
為政者は人民の諫めの言葉をよく聞くべきことのたとえ。
また、広く人の善言をよく聞き入れるべきことのたとえ。
尭帝の設けた太鼓と舜帝の立てた木札の意から。
「尭」「舜」は尭帝、舜帝のこと。いずれも中国古代の聖天子。
旧唐書より出典
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「挙案斉眉(きょあんせいび)」
意味は、
妻が夫に礼儀を尽くし尊ぶたとえ。
また、夫婦が互いに礼儀を尽くし尊敬して、仲がよいたとえ。
膳を眉の高さまで挙げて、両手でうやうやしくささげ持つ意から。
「案」は膳。
「挙案」は膳を挙げ持つ意で、「斉眉」は眉の高さと同じくしてささげること。
「斉」は等しい意。
後漢書より出典
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「朽木糞牆(きゅうぼくふんしょう)」
意味は、
怠け者のたとえ。
手の施しようのないものや、役に立たない無用なもののたとえ。
また、腐った木には彫刻できないし、腐りくずれた土塀は上塗りができないように、怠け者は教育しがたいことのたとえ。
「朽木」は腐った木。
「糞牆」は腐ってぼろぼろになった土塀の意。
論語より出典
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「九鼎大呂(きゅうていたいりょ)」
意味は、
貴重な物や重要な地位や名声などのたとえ。
「九鼎」は夏王朝の開祖禹王が九つの州(中国全土)から献上させた銅で作った鼎。
それ以来、天子の宝・象徴として伝えられた。
「鼎」は三本足の釜。
いけにえの調理具として、また祭器として用いられた。
「大呂」は周王朝の大廟に供えた大きな鐘のこと。
ともにこのうえなく貴重なもののたとえ
史記より出典
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「鳩首凝議(きゅうしゅぎょうぎ)」
意味は、
人々が集まり、額を寄せ合って熱心に相談すること。
「鳩」は集める意。
「鳩首」は頭を集めることで、人々が集まり額を突き合わせる意。
「凝議」は熱心に議論すること。
「凝」はこらす、集中する意。
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「貴耳賤目(きじせんもく)」
意味は、
伝聞やうわさを軽々と信じて、実際に自分の目で見ているものを信じないこと。
また、伝え聞いた遠くのことや過去のことは重んじるが、身近なことや現在のことは軽視すること。
耳で伝え聞いたことは尊ぶが、実際に目で見たものは軽んじる意から。
「賤」はいやしみ軽んじる意
張衡の文より出典
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「外巧内嫉(がいこうないしつ)」
意味は、
表面上は巧みにとりつくろっているが、内心ではねたんでいること。
「外巧」は外面上美しく巧みに飾り立てていること。
「嫉」はねたむ意。
漢書より出典
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「干将莫邪(かんしょうばくや)」
意味は、
名剣の名。
「干将」は中国春秋時代、呉の刀鍛冶の名。
「莫邪」はその妻の名。
呉越春秋より出典
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「河図洛書(かとらくしょ)」
意味は、
中国古代伝説上の図や文字の「河図」「洛書」。
「河図」は伏羲の世に、黄河から現れた竜馬の背のうず巻いた毛の形を写したという図のこと。
易の八卦の基になったとされる。
「洛書」は夏の禹王が洪水を治めたとき、洛水という川から現れた神亀の背の文字を写したとされる図。
『書経』洪範篇のもとになったとされる。
転じて、得ることが難しい図書のたとえともなる。
「河」は黄河、「洛」は洛水という川。
易経より出典
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「廓然大公(かくぜんたいこう )」
意味は、
心が何のわだかまりもなくからっと広く、少しの偏りもないこと。
君子が学ぶべき聖人の心をいう語。
また、聖人の心を学ぶ者の心構えをいう語。
「廓然」は心がからりと広いさま。
「大公」は大いに公平で私心のないこと。「大」は「太」とも書く。
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「怨親平等(おんしんびょうどう)」
意味は、
敵も味方も同じように処遇すること。
恨み敵対した者も親しい人も同じように扱うこと。
もと仏教語で、敵味方の恩讐を越えて、区別なく同じように極楽往生させること。
「怨親」は自分を害する者と、自分に味方してくれる者の意。
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「鴛鴦之契(えんおう-のちぎり)」
意味は、
夫婦仲のむつまじいことのたとえ。
おしどり夫婦
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「雲竜井蛙(うんりゅうせいあ)」
意味は、
地位や賢愚などの差が非常に大きいことのたとえ。
雲翔る竜と井戸のかえるの意から。
「雲竜」は雲高く翔る竜の意から、高貴または高いことのたとえ。
「井蛙」は井戸のかえるの意で、貧賤または低いことのたとえ。
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「烏飛兎走(うひとそう )」
意味は、
月日のたつのが早いさま。
「烏兎」は月日のこと。
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「烏鳥私情(うちょうのしじょう)」
意味は、
子供が両親に孝行を尽くそうとする気持ち。
烏がひな鳥のときに親に育てられた恩を、大きくなってから返す愛。
烏は親孝行な鳥とされている。
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「烏集之交(うしゅうのまじわり)」
意味は、
相手かまわず結びついた交わり。
利欲のためにすぐに争いを起こす交わり。
管子より出典
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「烏獲之力(うかくのちから)」
意味は、
大変な力持ち。
信の武王の臣下の烏獲は大力の持ち主で、千鈞もの重さのものを持ち上げられると言われたことから。
史記より出典
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「允文允武(いんぶんいんぶ)」
意味は、
文武ともにすぐれていること。
君主をほめたたえる語。
詩経より出典
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「衣履弊穿(いりへいせん)」
意味は、
「衣履」は服や靴。
「弊穿」は破れたり穴が開いている様子で、貧しい人のみすぼらしい服装を指す。
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「乙夜之覧(いつやのらん)」
意味は、
中国、唐の文宗が政務多忙なため、乙夜に読書したことから、
天子が読書すること。
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「一筆勾消(いっぴつひうしょう)」
意味は、
一筆で一気に消し去ること。
これまでの一切を取り消すこと。
「勾」は引くの意。
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「一世木鐸(いっせいぼくたく)」
意味は、
昔、中国では法律などを人々に知らせるときに鳴らした木の舌のある鈴を「木鐸」と言った。
転じて、木鐸は世の人々を教え導くこと。
当世の指導者の例え。
論語より出典
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「一世之雄(いっせいのゆう)」
意味は、
その時代を代表する英雄。
天下一の豪傑。
蘇軾「前赤壁賦」より出典
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「一水盈盈(いっすいえいえい)」
意味は、
目前に水量豊かな川が横たわっている。
向こう岸に渡りたくても渡れない。
つまり、思う人に声をかけれないもどかしさの例え。
「盈盈一水」ともいう。
文選より出典
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「一種一瓶(いっしゅいっぺい)」
意味は、
参加者それぞれが肴一品と酒一瓶とを持ち寄って宴会を開くこと。
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「一竿風月(いっかんふうげつ)」
意味は、
「一竿」は釣竿一本。
世俗間の雑事を忘れて、釣竿をたれ、魚がかかるのを待ちながら美しい自然を愛でること。
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「一竜一猪(いちりょういっちょ)」
意味は、
努力の衣冠によって、一方は竜となり、一方は豚となる意。
学ぶことの多少によって、著しく賢遇の差が生じることの例え。
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「迦陵頻伽(かりょうびんが)」
意味は、
仏教用語
美しい声のたとえ。
また、声の非常に美しいもののたとえ。
あるいはヒマラヤ山中にいる想像上の鳥の名で、まだ殻にあるときに美しい声で鳴くともいい、極楽浄土にすみ、比類なき美声で鳴く想像上の鳥ともいう。
浄土曼陀羅の絵などでは上半身は美女、下半身は鳥の姿で描かれている。
梵語Kalavinkaの音写で、仏典では「好声鳥」「逸音鳥」「妙声鳥」などと訳されており、この鳥の比類のない美声を仏の声にたとえている。
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「活溌溌地(かっぱつはっち)」
意味は、
生き生きとして勢いのあるさま。
意気盛んで、元気のあるさま。
「活溌溌」は魚がぴちぴちと勢いよくはね上がるさま。
「地」は助字。
「かっぱつぱっち」「かつはつはっち」とも読む。
また「活撥撥地」とも書く。
中庸より出典
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「嘉辰令月(かしんれいげつ)」
意味は、
めでたい月日のこと。
よい日とよい月の意。
「嘉」も「令」も、よい意。
「辰」は日のこと。
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「河山帯礪(かざんたいれい)」
意味は、
永久に変わらない堅い誓約のたとえ。
また、国が永遠に栄え安泰であるたとえ。
たとえ広い黄河が帯のように細くなり、高い泰山がすりへって砥石といしのように平らになるようなことがあっても、永久に変わることはない意から。
「河」は黄河のこと。
「山」は泰山の意。
「礪」は砥石の意。
史記より出典
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「怨憎会苦(おんぞうえく )」
意味は、
怨うらみ憎む者にも会わなければならない苦しみのこと。
仏教で説く、人間界の八つの苦しみの一つ。
「怨憎会」は怨み憎む者に会うこと。
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「怨親平等(おんしんびょうどう)」
意味は、
敵も味方も同じように処遇すること。
恨み敵対した者も親しい人も同じように扱うこと。
もと仏教語で、敵味方の恩讐を越えて、区別なく同じように極楽往生させること。
「怨親」は自分を害する者と、自分に味方してくれる者の意。
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「鳶飛魚躍(えんぴぎょやく)」
意味は、
万物が自然の本性に従って、自由に楽しんでいることのたとえ。
また、そのような天の理の作用のこと。
また、君主の恩徳が広く及び、人々がその能力などによって、それぞれ所を得ているたとえ。
鳶が空に飛び魚が淵におどる意から。
詩経より出典
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「一飯之恩(いっぱんのおん)」
意味は、
ほんのわずかの恵みのたとえ。
また、わずかな恩義であってもそれを忘れてはいけないという戒めの語。
一膳の食事を恵んでもらった恩義の意から。
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「一張一弛(いっちょういっし)」
意味は、
弦を強く張ったり、ゆるめたりすること。転じて、人に厳しく接したり、やさしく接したりすること。
政治家・上司、また教育者の心得で、時には厳格に、時には寛大に程よく人に接するべきことをいう。
また、現在では取引所の用語として、相場が小幅に高下を繰り返すこと。
「一弛一張(いっしいっちょう)」ともいう。
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「一望千頃(いちぼうせんけい )」
意味は、
一目でかなたまで広々と見渡されること。
見晴らしのよいたとえ。
また、広々として見渡される美しい景色のたとえ。
「一望」は広々した眺めを一目で見渡すこと。
「頃」は面積の単位で、一頃は約182アール。
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「一塵不染(いちじんふせん)」
意味は、
「塵」はほこりやちりのことだが、ここでは人間の持つ物欲の意。
少しも物欲に染まることのない清廉潔白な人柄の例え。
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「一行三昧(いちぎょうざんまい)」
意味は、
仏教用語
心を一つに定めて仏法を修めること。特に念仏三昧のこと。
「一行」は一つのことに集中すること。
「三昧」は一心に修行すること。
とくに「念仏三昧」のことを言う。
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「夷険一節(いけんいっせつ)」
意味は、
平和で順調なときも逆境にあるときも、節操を変えないこと。
「夷険」は土地の平らな所と険しい所の意。
太平と乱世、また、順境と逆境のたとえ。
「節」は節操の意で、節義を守って変えないこと。
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「衣錦之栄(いきんのえい)」
意味は、
富貴になって錦を着て故郷に帰る名誉。
欧陽修「相州画錦堂記」より出典
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「以夷制夷(いいせいい)」
意味は、
外敵を利用して他の外敵を制すること。
「夷」は中国東方の異民族。
転じて、他人の力を利用して自分の安全、利益を図ること。
「夷を以て夷を制す 」
後漢書(鄧訓伝)より出典
「安車蒲輪(あんしゃほりん)」
意味は、
老人をいたわって、手厚くもてなすこと。
また、賢人を優遇することにもいう。
「安車」は座って乗るように仕立てた、蓋かさの低い老人や婦人の乗る小車。
「蒲輪」は蒲の穂で車輪を包んで、振動をやわらげて乗り心地をよくしたもの。
「阿附迎合(あふげいごう)」
意味は、
相手の機嫌をとり、気に入られようとしてへつらいおもねること。
「阿附」は人の機嫌をとり、おもねり従うこと。
「迎合」は人の言動をなんでも受け入れ合わせること。
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「愛楊葉児(あいようように)」
意味は、
浅い知識で満足し、より深い真理を求めようとしないこと。
幼児が黄色く落葉した楊の葉を金と思い込んで、大切にすることから。
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「愛及屋烏(あいきゅうおくう)」
意味は、
人を深く愛するようになれば、その人が住んでいる家の屋根にとまるカラスまでが愛らしいものに思えてくること。
偏愛。
「屋烏之愛(おくうのあい)」ともいう。
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「二股膏薬(ふたまたこうやく)」
意味は、
そのとき次第でどちらの側にも従うこと。
また、その人。
定見なく、あっちへついたり、こっちへついたりする節操のない人。
「二股」は内股の意。
「膏薬」は練り薬。
内股に貼はった薬は、歩くうちに左右の足にあちこちつくことからいう。
「内股膏薬」
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「伏竜鳳雛(ふくりょうほうすう)」
意味は、
才能がありながら機会に恵まれず、力を発揮できない者のたとえ。
機会を得ず、まだ世に隠れているすぐれた人物のたとえ。
また、将来が期待される若者のたとえとしても用いる。
「伏竜」は伏し隠れている竜ことで、諸葛孔明、「鳳雛」は鳳おおとりのひなで、ほう士元を指す。
「鳳」は想像上の瑞鳥、鳳凰のこと。
三国志より出典
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「風餐露宿(ふうさんろしゅく)」
意味は、
風にさらされて食事をし、露に濡ぬれて野宿すること。
転じて、旅の苦労、野宿の苦しみのたとえ。
「餐」は飲食することで、「風餐」は風に吹きさらされて食事をすること。
「露宿」は露に濡れながら寝ること。
野外の仕事の苦しみのたとえとしても用いる。
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「飛兎竜文(ひとりょうぶん)」
意味は、
才能のあるすぐれた子供のこと。
「飛兎」「竜文」はともに、非常によく走るすぐれた馬、駿馬の名前。
転じて、俊童の意となった。
芸林伐山より出典
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「未来永劫 (みらいえいごう)」
意味は、
仏教用語。
これから未来にわたる、果てしなく長い年月。
永遠。
「未来」は将来のこと。
「永劫」は想像できないほど長い時間を表す。
「未来」を添えて意味を強めた語。
仏教では「永」は「よう」とも読む。
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「名詮自性(みょうせんじしょう)」
意味は、
仏教用語。
物の名は、その物自体の本性を表すということ。
名が自らの性質を備えているということ。
略して「名詮」ということもある。
「詮」はときあかす意。
「自性」はその物の性質、本性。
「性」は「称」とも書く。
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「筆耕硯田(ひっこうけんでん)」
意味は、
筆で硯(すずり)の田を耕す意で、文筆によって生計をたててゆくこと。
筆を鍬に、硯を田に見立て、文人が書くことを農民が田を耕すことになぞらえたもの。
「悲喜交交(ひきこもごも)」
意味は、
悲しみと喜びを、代わる代わる味わうこと。また、悲しみと喜びが入り交じっていること。
一般に「交交」は現在ではひらがなで表記することが多い。
「亡羊之嘆(ぼうようのたん)」
意味は、
逃げた羊を追い求めたが、道がいくつにも分かれていて、とうとう羊を見失って嘆いたという故事から、学問の道が多方面に分かれていて、容易に真理を得がたいことのたとえ。
また、思い迷って途方にくれたり、どうしてよいかわからず考えあぐねること。
多岐亡羊。
列子(説符)より出典
「捧腹絶倒(ほうふくぜっとう)」
意味は、
腹を抱えて大笑いすること。また、そのさま。
「捧腹」は腹を抱える、腹を抱えて大笑いすること。
「絶倒」は転がるほど大いに笑う、笑い転げる意。
「捧」は「抱」とも書く。
「放蕩無頼(ほうとうぶらい)」
意味は、
酒色にふけり、勝手気ままに振る舞って品行の定まらないさま。
「放蕩」はほしいままに振る舞うこと。
酒色におぼれて身もちが定まらないこと。
「無頼」は定職をもたず素行の悪いさま。
「鵬程万里(ほうていばんり)」
意味は、
はるか遠くへだたった旅路・道程のたとえ。
また、限りなく広がる大海の形容。
前途が洋々たることの形容に用いられることもある。
「鵬」は想像上の巨大な鳥、おおとり。
背中の大きさは何千里あるかわからず、つむじ風を起こして九万里の上空に飛び上がるという。
「程」は道程の意。
「万里鵬程」ともいう。
荘子より出典
「鞭声粛粛(べんせいしゅくしゅく)」
意味は、
静かに抑えた音で、馬に鞭を当てる様子。
頼山陽の有名な詩句で、上杉謙信が千曲川を渡るさまを「鞭声粛粛夜河を渡る」と詠んだもの。
山陽詩鈔より出典
頼山陽(1780-1832)江戸後期の儒学者・歴史家・漢詩人・書家。
江戸に出て尾藤二洲に学ぶも、性豪放にして遊蕩に日を送り、自邸内に監禁。
のち上京して書斎「山紫水明処」を営み、各地を遊歴、文人墨客と交わり、すぐれた詩文や書を遺した。
その著「日本外史」は幕末期における歴史観に大きな影響を与えた。
他に著「日本政記」「日本楽府」「山陽詩鈔」など。
「並駕斉駆(へいがせいく)」
意味は、
数頭の馬がくつわを並べて、一台の車を引っ張り疾走する意から、実力・能力・地位などに差がないこと。
「駕」は馬車・のりもの、「斉」は等しい、「駆」は馬が走ること、また、馬を走らせること。
「斉駆並駕(せいくへいが)」ともいう。
「焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)」
意味は、
中国、秦の始皇帝が行なった思想弾圧。
紀元前213年、医薬・卜筮(ぼくぜい)・農事関係以外の書物(詩経、書経などの儒教の経典)を焼きすてさせ、翌年、批判的な言論をなす儒教学者数百人を咸陽で坑(あな)埋めにして殺したと伝える。
史記より出典
「文質彬彬(ぶんしつひんぴん)」
意味は、
「文」は外面、「質」は内面。
「彬」は美しい、また文質が備わっている意。
外見と実質とがほどよく調和していること。
論語(雍也)より出典
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「不倶戴天(ふぐたいてん)」
意味は、
ともに天をいただくことはできない意。
この世に共存できない、どうしても許せないと思うほど深く恨むこと。
ぐふたいてん。
「倶(とも)には天を戴かず」とも読む。
「不倶戴天の敵」
礼記(曲礼上)より出典
「風流三昧(ふうりゅうざんまい)」
意味は、
自然、風雅さ、みやびやかさを好み、文芸・音楽・詩歌・絵画などにのみ興じていること。
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「百伶百利(ひゃくれいひゃくり)」
意味は、
「伶」は怜に通じ、賢いの意。
「利」は利口の利。
非常に賢く利口なこと。
同様の意を重ねた強調語。
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「負薪之憂(ふしんのうれい)」
意味は、
たきぎを背負って働いたためにわずらう病気、また病んでたきぎを負うことができない意。
自分の病気をへりくだっていう語。
采薪(さいしん)の憂え。
礼記(曲礼下)より出典
「不惜身命(ふしゃくしんみょう)」
意味は、
仏教用語
法華経譬喩品(ひゆぼん)の語。
仏道を修めるためにはみずからの身命をもかえりみないこと。
また、そのような態度。
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「百尺竿頭(ひゃくせきかんとう)」
意味は、
100尺もある長い竿(さお)の先。
「百尺竿頭一歩を進む」といい、すでに頂点に達しているけれども、さらに一歩をすすめる。
十分言葉を尽くしている上に、さらに一歩すすめて説く。
景徳伝灯録より出典
「眉目秀麗(びもくしゅうれい)」
意味は、
容貌がすぐれて美しいこと。
容貌が端正なこと。また、そのさま。
男性についていう。
「眉目清秀(びもくせいしゅう)」ともいう。
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「破竹之勢(はちくのいきおい)」
意味は、
竹は一節を割ればあとは一直線に割れることから、物事の勢いが激しく、とどめることができないさまにいう。
「破竹之勢で勝ち進む」
北史(周高祖紀)より出典
「白眉最良(はくびさいりょう)」
意味は、
蜀の馬良が、五人の兄弟の中で最も優秀で、その眉に白毛があったことから、兄弟中で最も優れている者。
また、衆人の中で最も傑出した者、同類中で特に優れているもの。
単に「白眉」ともいう。また、「馬良白眉(ばりょうはくび)」とも言う。
蜀書(馬良伝)より出典
「莫逆之友(ばくぎゃくのとも)」
意味は、
きわめて親密な友。
お互いの気持ちがよく伝わり、意気投合した親友。
「莫」はないの意。
互いに逆らうことの無い友。
「莫逆之交」ともいう。
荘子より出典スクール・レッスン総合検索サイト「ケイコとマナブ.net」
「背水之陣(はいすいのじん)」
意味は、
漢の韓信が、川を背に陣立てし、味方に必死の覚悟を固めさせて、趙(ちょう)の軍勢を破った故事から、一歩もあとにはひけないせっぱ詰まった状況・立場。
また、そういう状況に身を置いて、必死の覚悟で事にあたること。
「背水之陣をしく」「背水之陣で事に臨む」
史記(淮陰侯伝)より出典
「能鷹隠爪(のうよういんそう)」
意味は、
実力のある人物は、いたずらにそれを誇示することはしないというたとえ。
「能ある鷹(たか)は爪(つめ)を隠す」とも読む。スクール・レッスン総合検索サイト「ケイコとマナブ.net」
「呑舟之魚(どんしゅうのうお)」
意味は、
舟をのみ込むほどの大魚。
転じて、(善悪を問わず)大人物。
大物。
「呑舟之魚を逸す」
荘子(庚桑楚)より出典
「呑舟の魚は枝流(しりゅう)に游(およ)がず 」
大人物は高遠な志をもっているから、つまらぬ者と交わらず、細かいことにこだわらないことのたとえ。
列子(楊朱)より出典
「張三李四(ちょうさんりし)」
意味は、
張氏の三男、李氏の四男の意。
中国では張氏・李氏はありふれた姓であるところから、市井の一般人。
日本の「熊さん八っつあん」に類する。
「寵愛一身(ちょうあいいっしん)」
意味は、
「寵愛」は非常に可愛がるの意。
自分だけ特別に可愛がられること。
「三千の寵愛一身にあり」の略で、沢山いる官女の中で楊貴妃が玄宗皇帝の愛を一身に受けていたという故事に基づく。
白居易の詩より出典
「中流砥柱(ちゅうりゅうのしちゅう)」
意味は、
「砥柱」は中国河南省陝州(せんしゅう)の黄河の中にある砥(と)のように平らな石。
激流の中に直立して動かないことから、移り変わる乱世にあって、毅然として節度・主張を守るさま。
また、その人のたとえ。
晏子春秋より出典
「甜言蜜語(てんげんみつご)」
意味は、
耳に心地よい、甘い蜜のような言葉。
人にへつらう言葉、お世辞、うまい話、勧誘の言葉などを言う。
「甜」は甘いという意。
宵光剣伝奇より出典
「耽美主義(たんびしゅぎ)」
意味は、
美を唯一最高の理想とし、美の実現を人生の至上の目的とする生活および芸術上の立場。
19世紀末、フランス・イギリスを中心に起こった。
唯美主義。
「桑弧蓬矢(そうこほうし)」
意味は、
礼記〕桑の弓と蓬(よもぎ)の矢。昔、中国で、男子が生まれたとき、これで四方を射て、将来の雄飛を祈った。
転じて、男子が志を立てること。
桑蓬。
「糟糠之妻(そうこうのつま)」
意味は、
貧しい頃から共に苦労を重ねてきた妻。
「糟糠」は酒かすと米ぬか。転じて、粗末な食物。
「糟糠の妻は堂(どう)より下(くだ)さず 」
貧しい頃から苦労を共にしてきた妻は、立身出世ののちも離縁するわけにはいかない。
後漢書(宋弘伝)より出典
「千篇一律(せんぺんいちりつ)」
意味は、
多くの詩がみな同じ調子で作られていること。転じて、どれをとっても皆同じようで面白みのないこと。また、そのさま。
「千篇一律の文章」
「其趣向は千篇一律なるはいふまでもなし/筆まかせ(子規)」
「栴檀双葉(せんだんのふたば)」
意味は、
栴檀(白檀) は発芽したばかりの二葉の頃から早くも香気を放つ意。
俊才は子供のときからすぐれていることのたとえ。
「栴檀は双葉より芳し」
平家物語より出典
「積水成淵(せきすいしんえん)」
意味は、
一滴の水滴が少しずつ集まって、やがて淵になる。
ほんの少しの努力でも、日々積み重なればいつかは大事業をなす例え。
「積水淵を成す」とも読む。
荀子より出典
「青藍氷水(せいらんひょうすい)」
意味は、
弟子が師匠を超える例え。
青色は藍から出でて藍より青い、ということと、氷は水より生まれて水よりも冷たいということから。
荀子より出典
「人主逆鱗(じんしゅげきりん)」
意味は、
竜のあごの下にある一枚の逆さに生えたうろこに人が触れると竜が大いに怒るという伝説から、君主や権力者の怒りを買うことの例え。
韓非子(説難)より出典
「後世可畏(こうせいかい)」
意味は、
後から来る若年者は、意気も盛んであり、能力もあらゆる方面に伸びていく可能性を秘めているので、侮りがたい存在であるということ。
「後世、畏る可し」とも読む。
「後世」は後から生まれてきた者の意。
論語より出典
「杓子定規(しゃくしじょうぎ)」
意味は、
古くは杓子の柄は曲がっており、定規にならないのを定規の代用とするということから、一定の基準・形式で他のすべてを律しようとすること。融通のきかないさま。
「杓子定規なお役所仕事」
「法を杓子定規に適用する」
「四面楚歌(しめんそか)」
意味は、
〔楚(そ)の項羽が四面を囲む漢軍の中に楚の歌を聞き、楚はすでに漢にくだったのかと驚きなげいたという「史記(項羽本紀)」の故事から〕まわりが敵や反対者ばかりで、味方のないこと。孤立無援。
「四面楚歌の状態」
史記より出典
「自然淘汰(しぜんとうた)」
意味は、
長い間には、劣悪なものは滅び優良なものが生き残ること。
「安かろう悪かろうの品は自然淘汰される」
私は、お花の種をたくさん蒔いて、芽がたくさん出来ても間引きをする事が出来ません。
自然淘汰されるのを待つか、せっせと狭い庭に植えるかしております。
「獅子身中(しししんちゅう)」
意味は、
獅子の体内の寄生虫が、獅子の命を奪うことがあるということから、内側から災いが発すること。
また、部下が恩をあだで返すこと。
「獅子身中の虫」の略
梵網経より出典
「沙羅双樹(さらそうじゅ)」
意味は、
インド、クシナガラ城外、娑羅の林の中、釈迦の病床の四方に二本ずつ相対して生えていたという娑羅の木。
釈迦が入滅した時、鶴のように白く枯れ変じたという。
沙羅。娑羅樹。
また、高尚で遠大、堅固なこと。
「しゃらそうじゅ」とも読む。
「五穀豊穣(ごこくほうじょう)」
意味は、
穀物が豊かに実ること。
五穀は、
米・麦・粟(あわ)・黍(きび)(または稗(ひえ))・豆
「五穀豊穣(ほうじよう)を祈る」
先日、
わが町の春日神社では、五穀豊穣祈願が縁起のお祭りがありました。
神楽舞などもあったようです。
「鴻門之会(こうもんのかい)」
意味は、
紀元前206年、劉邦と項羽が鴻門で会見したこと。
項羽の臣が剣舞にことよせて劉邦を殺そうとしたが、項伯がともに舞ってこれを制し、樊(はんかい)が怒髪して項羽に対している間に劉邦は張良の計に従って逃れ去った。
史記より出典
「捲土重来(けんどじゅうらい)」
意味は、
一度敗れたものが、再び勢力をもりかえして攻めてくること。一度失敗したものが非常な意気ごみでやり直すこと。 「けんどちょうらい」とも。
杜牧(題烏江亭)「捲レ土重来未レ可レ知」より出典
「捲土重来を期す」
「桂林一枝(けいりんのいっし)」
意味は、
晋の郤しんが賢良の試験で第一等となり、雍州の官吏に任ぜられた時、武帝の問いに、桂林の一枝、崑崙山の玉の一片を得たにすぎないと言った故事から、
わずかばかりの出世。
また、科挙に合格することのたとえ。
晋書(郤しん伝)より出典
「鶏鳴狗盗(けいめいくとう)」
意味は、
中国、斉(せい)の孟嘗君(もうしようくん)が秦の昭王に幽閉された時、こそどろやニワトリの鳴き真似のうまい食客の働きでのがれたというの故事から、
ニワトリの鳴き真似をして人をあざむいたり、犬のようにして物を盗んだりする卑しい者。小策を弄(ろう)する人。
史記(孟嘗君伝)より出典
「虚霊不昧(きょれいふまい)」
意味は、
朱熹「大学章句」の第一章にある「明徳者、人之所レ得二乎天一、而虚霊不昧、以具二衆理一而応二万事一者也」から。
心が空で私心がなく、鏡のように一切を明らかに照らす働きをもつこと。
「桂冠詩人(けいかんしじん)」
意味は、
〔poet laureate〕(古代ギリシャですぐれた詩人に月桂冠を与えたことから)
イギリスで国王から任命され、王室の慶弔に公的な詩をつくることを義務とした詩人。
現在は慶弔の詩は任意となり、終身年俸を与えられる名誉職。
欽定(きんてい)詩宗。
「傾蓋知己(けいがいちき)」
意味は、
孔子が道で程子と出会って、車のきぬがさをかたむけて立ち話をした故事から、
たまたま出会って、立ち話をすること。
また、初めて会って、旧友のように親しくなること。
「傾蓋」は身分の高い人が乗っている車の笠を傾けあい、寄り合って語ること。
「蛍雪之功(けいせつのこう)」
意味は、
辛苦して勉強した成果。
灯明代がないので、蛍の光や雪の明かりで苦労して学問にいそしむこと。
「蛍の光」という歌は、スコットランドの代表的な民謡で
原題 を「Auld Lang Syne(久しい昔)」というそうです。
「荊妻豚児(けいさいとんじ)」
意味は、
愚妻愚息を強調した言葉。
自分の妻子をへりくだって用いる言葉。
「荊妻」は、後漢、梁鴻(りようこう)の妻、孟光(もうこう)がいばらのかんざしをさした故事から、自分の妻をへりくだっていう語。愚妻。
「君子豹変(くんしひょうへん)」
意味は、
高徳の者は、自分の非を認めて改める時は豹の斑紋がはっきりしているのと同様に、鮮やかに変わること。
また、考え方や行いを唐突に変えることを言う。
易経より出典
「群鶏一鶴(ぐんけいのいっかく)」
意味は、
鶏の群れの中に鶴がいると、一羽でも存在が際立って見える。
人の世も優れた人物というのは際立って見えるということ。
凡人に囲まれた、俊才。
「鶏群一鶴」とも言う。
「九品蓮台(くほんれんだい)」
意味は、
極楽浄土にある、蓮(はす)の葉でできた台。
往生すればその上に生まれ出るという。
蓮の台(うてな)。
九品の台(うてな)。九品の蓮(はちす)。
「九品」は九等の階位。
「行住坐臥(ぎょうじゅうざが)」
意味は、
行くことと止まること、坐(すわ)ることと横になること、の四つの動作。日常の立ち居振る舞い。四威儀。
仏教用語。
日常。起き伏し。
副詞的にも用いる。
「行住坐臥故郷を思う」
「常住坐臥」ともかく。
「教唆煽動(きょうさせんどう)」
意味は、
人をそそのかして、気持ちをあおりたて、自分の意のままに行動させると。
「教唆」は、おしえそそのかすこと。けしかけること。
「煽動」は、人をあおり立てて、ある行動を起こすように刺激を与えること。
「魚目燕石(ぎょもくえんせき)」
意味は、
魚の目と、燕山から出る石。ともに玉に似てはいるが玉ではないもの。
転じて、偽者が本物そっくりで、見分けが付かず紛らわしいことの例え。
韓愈の文より出典
「窮鼠噛猫(きゅうそごうびょう)」
意味は、
追い詰められた鼠が猫に噛みつくように、弱者も逃げられない窮地に追い込まれれば強者に必死の反撃をして苦しめる。窮鼠却(かえ)って猫を噛む。
「窮鼠猫(ねこ)を噛(か)む 」ともよむ。
「魚目燕石(ぎょもくえんせき)」
意味は、
魚の目と、燕山から出る石。ともに玉に似てはいるが玉ではないもの。
転じて、偽者が本物そっくりで、見分けが付かず紛らわしいことの例え。
韓愈の文より出典
「気息奄奄(きそくえんえん)」
意味は、
息が絶え絶えで、今にも死にそうなさま。
また、物事が非常に苦しい状態にあるさま。
「中小企業は気息奄奄たる状態だ」
李密「陳情表」より出典
「騎虎之勢(きこのいきおい)」
意味は、
虎に乗って走る者が途中で降りることができないように、物事の勢いが盛んになって行きがかり上、途中でやめられないことのたとえ。
やめるにやめられない激しい勢い。
隋書(文献独孤皇后伝)より出典
「規矩準縄(きくじゅんじょう)」
意味は、
「規」はコンパス、「矩」はさしがね、「準」はみずもり、「縄」はすみなわ。
行為や物事の規準。法則。手本。規則。
孟子(離婁上)より出典
「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」
意味は、
須達(しゅだつ)長者が釈迦とその弟子に寄進した寺。
中インドの舎衛(しやえ)城の南に旧跡がある。
もと祇陀(ぎだ)太子の林園で、須達長者を給孤独(ぎつこどく)とも呼んだことから、祇樹給孤独園、略して祇園という。
祇陀林。逝多林(せいたりん)。給孤独園(ぎつこどくおん)。
仏教用語
「玩物喪志(がんぶつそうし)」
意味は、
取るに足りないもので遊んでいると、いつの間にか志を忘れてしまうと言う意。
「玩人喪徳、玩物喪志(人を弄べば徳を喪い、物を弄べば志を喪う)」
書経より出典
「寒山拾得(かんざんじっとく)」
意味は、
寒山と拾得。
二人とも詩禅一如の生活を送り、その挙動すこぶる奇矯であったという。
文殊・普賢の二菩薩の化身といわれ、後世、禅画の好題材となったほか、文芸・芸能の材ともなった。
「韓海蘇潮(かんかいそちょう)」
意味は、
唐の名文家韓愈の文章は広大な海のようにおおらかであり、一方、北宋の名文家蘇軾の文章は、海の潮のように起伏が激しく動的であることを対比させた言葉。
「椽大之筆(てんだいのふで)」
意味は、
立派で堂々とした文章のこと。
晋の王珣(おうじゅん)がたるきのように大きな筆を授けられる夢を見、のち立派な文を書いたという故事から。
晋書王珣伝より出典
「瓜田李下(かでんりか)」
意味は、
「瓜田に履を納(い)れず、李下に冠を整(ただ)さず」の「瓜田」と「李下」を合わせた語。
人に疑われやすいことをするなという意。
古楽府(君子行)より出典
「瓜田に履(くつ)を納(い)れず 」
ウリ畑でかがんでくつをはき直すと、ウリを盗んでいるのではないかと疑われる。疑われる恐れのある行為はしない方がよいの意。瓜田の履。
「李下に冠(かんむり)を整(ただ)さず」
スモモの木の下で、まがった冠を直そうと手を上げると、スモモを盗むのかと疑われるから、冠を直さない、という意。
人の疑いを招きやすい行為は避ける方がよいというたとえ。李下の冠。
「過家之訓(かていのおしえ)」
意味は、
父の教え、または家庭での教育。
孔子が庭先を通り過ぎようとしたわが子「鯉(り)」を呼び止め、詩や礼を学ぶべきことを教えた故事から。
論語より出典
「活剥生呑(かっぱくせいどん)」
意味は、
人の詩文の中にある言葉や考えをそのまま受け売りするだけで、字分では何も創造しないこと。
剽窃。
「生呑活剥」ともいう。
大唐新語より出典
「確乎不抜(かっこふばつ)」
意味は、
志操が堅固で、物にどうじないこと。
「確乎」は、しっかり定まっていること。
「不抜」は、動かせない意。
「確乎不抜の信念」
こういう信念を持つことは、難しいことだと思います。
「苛政猛虎(かせいもうこ)」
意味は、
苛酷な政治の害は、虎の害よりもひどい。
礼記(檀弓下)「苛政猛二於虎一也」より出典
「苛政は虎よりも猛(たけ)し」
「猛虎」といえば、タイガース!!
「廓然大悟(かくねんだいご)」
意味は、
心が広々と開けて、至高の真理を悟ること。
「廓然」はからりとしているさま。
観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)より出典
「廓然無聖(かくねんむしょう)」
「伝灯録」「碧巌(へきがん)録」にある達磨(だるま)の言葉。
真如の世界は広々としていて大きく絶対平等であり、聖人と凡夫、仏と衆生との区別がないこと。
「赫赫明明(かくかくめいめい)」
意味は、
明々とさかんに光り輝くさま。
「赫」は赤い、あきらか、さかん、立派の意。
「赫かしい」で「かがやかしい」と読みます。
「明明赫赫」ともいう。
横に並ぶと、すごい熟語ですね。
赤が4つ・・・日と月、日と月・・・
でも、覚えやすいです。
「瓦解土崩(がかいどほう)」
意味は、
かわらのように砕け、土が崩れ落ちるように壊れて崩れること。
「瓦解」は、かわらが壊れるようにめちゃめちゃになること。
「土崩瓦解」ともいう。
「街談巷語(がいだんこうご)」
意味は、
大衆の好みそうな取るに足らない噂話を、まるで自分が見てきたかのように吹聴することの例え。
「巷(ちまた)」には、
道の分かれる所。分かれ道。辻(つじ)。
物事の境目。分かれ目。 「生死の巷をさまよう」
町の中の道路。また、町中(まちなか)。「紅灯の巷」
世間。世の中。 「巷の声」「不況の風が巷に吹く」
などの意味があります。
「蓋世之才(がいせいのさい)」
意味は、
その時代を覆い尽くすほど秀でた才能。
蘇軾の文より出典
「蓋世」「かいせい」とも。世をおおいつくすほどに才能や気力が大きくすぐれていること。 史記(項羽本紀)より。
「蓋世の英雄」
参考
「抜山蓋世(ばつざんがいせい)」(力山を抜き気は世を蓋う)
項羽が垓下(がいか)で漢軍に包囲され、四面楚歌の声を聞いてうたった詩の一節。
力は山を引き抜くほど強く、意気は世をおおい尽くすほど盛んである。
英雄の勇壮な気概をいったもの。
「鎧袖一触(がいしゅういっしょく)」
意味は、
「鎧袖」はよろいの袖。
よろいの袖がほんの少し触れること。
そのくらい簡単に相手をわけも無く打ち倒すこと。
相当に腕の達つ人でないと出来ない芸当です。
「回光反照(かいこうへんしょう)」
意味は、
日没の直前に、夕日の光が反射して空がほんの一瞬明るくなること。
転じて、人の死に間際に、一時的にもちなおす事。
また、物事が滅びる寸前に、つかの間の勢いを取り戻すことにも使う。
「改弦易轍(かいげんえきてつ)」
意味は、
「改弦」は、げんがつきのげんをはりかえること。
「易轍」は、車輪の軸幅を変えること。
転じて法律や制度を改変すること。
可承天の文より出典
「会稽之恥(かいけいのはじ)」
意味は、
敗戦の屈辱。
心に刻んで忘れない恥辱。
春秋時代、越王勾践(こうせん)は呉王夫差(ふさ)と会稽山(かいけいざん)に戦って敗れ、屈辱的な講和を結んだ故事による。
史記より出典
「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」
意味は、
敵を討とうとして苦労し、努力すること。目的を達するため苦労を重ねること。
越王勾践に父を討たれた呉王夫差(ふさ)は常に薪(たきぎ)の上に寝て復讐の志を奮い立たせ、ついに仇を報いた。
敗れた勾践は室内に胆を掛けてこれを嘗め、そのにがさで敗戦の恥辱を思い出してついに夫差を滅ぼしたという故事による。
新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
今年、最初は
干支は「亥」、猪ですので、「猪」が付く四字熟語を。
「猪突猛進(ちょとつもうしん)」
意味は、
一つのことに向かって、向こう見ずに猛烈な勢いで、つき進むこと。
「若さにまかせて猪突猛進する」
「猪」が付いた諺。
猪(獣、鹿/しし)食った報い
悪い事をしたために受ける報い。
野猪(やちょ)にして介するもの
「介」は鎧(よろい)の意。
イノシシに鎧を着せたような、むこうみずな人のたとえ。猪武者(いのししむしゃ)。
そして、
「新年」のつく四字熟語(?)
恭賀新年、謹賀新年
うやうやしく新年を祝う意で、年賀状に書く挨拶の言葉。
新年宴会
もと皇居で、1月5日に新年の祝賀として皇族・親任官・外国使臣などを召して、天皇が行なった宴会。
一般に、新年を祝って開く宴会。新年会。
「乳母日傘(おんばひがさ)」
意味は、
乳母をつけ、外出には日傘をさしかけて、大事に守り育てること。
過保護に育てること。おんばひからかさ。
「お乳母」が転じて、「おんば」となった。
「乳母日傘で育てられる」
私の父方の祖母が、まさしく「乳母日傘」で育てられたそうです。
上の姉が赤ん坊の頃病気で亡くなったので、屋敷の塀の外に出ると病気なるからと、子供の頃は外に出してもらえなかったようです。
家事などもやったことが無かったようで、結婚して、戦後に家が傾いてからは、色々と大変だったと思います。
だから、過保護はいけませんね。
子供はたくましく育てたほうが良いです。
「温柔敦厚(おんじゅうとんこう)」
意味は、
性格が柔和で誠実な人柄。温厚。
礼記より出典
このてと同じような意味の四字熟語はたくさんあります。
本当に、人を誉める言葉は多いです。
「屋梁落月(おくりょうらくげつ)」
意味は、
親友を心から深く思うこと。
唐の詩人杜甫は夢の中で親友李白を見、夢から覚めた後でも、李白の幻影が家の梁の上に見えるような気がしたと言う詩を作った。
「傍目八目(おかめはちもく)」
意味は、
人の碁をわきから見ていると、打っている人より八目も先まで手が読めるということから、第三者は当事者よりも情勢が客観的によく判断できるということ。
「岡目八目」ともかく。
「円木警枕(えんぼくけいちん)」
意味は、
苦労しながら学問に励むこと。
宋の司馬光は、眠るときに丸太で作った枕を使い、転がりやすくして、眠りすぎを防ぎながら学問に励んだという。
私は、ぐっすり寝ないと、かえって勉強ができないですよ。
後世に名を残す人は、凡人とは違いますネエ。
「円融三諦(えんにゅうさんだい)」
意味は、
空(くう)・仮(け)・中(ちゅう)の三つの真理がお互いに融合し、おのおのの心理が他の二つを内包しながら、なおかつそれぞれの立脚点を保って、同時に成立していること。
仏教用語。
「燕雀鴻鵠(えんじゃくこうこく)」
意味は、
燕と雀は小さな鶏なので小人物、鴻(おおとり)と鵠(くぐい)は大きな鳥なので大人物の例え。
「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志をしらんや」という名句から、小人物は大人物の心はわからないということ。
「詠雪之才(えいせつのさい)」
意味は、
詩文の優れた女性を誉めていう言葉。
王凝之の妻が雪の降るのを見て「柳絮(りゅうじょ、柳の白い綿毛)が空に舞っているようだ」とたとえた故事から。
晋書より出典
「永劫回帰(えいごうかいき)」
意味は、
人間は来世のことなど考えず、今の瞬間を大切に生きるべきだという考え。
ニーチェの根本思想。
あらゆる存在は意味も目標もなく、永劫に繰り返されるが、この円環運動をあえて生きる決意をする者は生の肯定に転じている。
永遠回帰。
「雲竜風虎(うんりゅうふうこ)」
意味は、
竜のいるところに雲が沸き起こり、虎のいるところに風が吹きすさぶという意味で、
同類相呼ぶこと。
竜と虎に関する四字熟語も多いですね。
「有耶無耶(うやむや)」
意味は
有るのか無いのかはっきりしない意から、物事がはっきりしないままであること。
あいまい。
「有耶無耶にしておく」「事件は有耶無耶のまま忘れ去られた」
もやもやしたものがあって胸がすっきりしないこと。
学校は、いじめ問題を有耶無耶にせず、きっちりとしてほしいものです。
「烏白馬角(うはくばかく)」
意味は、
絶対にありえないことの例え。
秦王が燕の太子、丹を捕らえ、烏の頭が白くなり、馬に角が生えたら許してやろうといったので、丹が一生懸命に天に祈ると、奇跡が実現したという故事から。
論衡より出典
「白竜魚服(はくりょうぎょふく)」
意味は、
白竜が天から下って魚になり泳いでいたところを漁夫に目を射られた故事を引いて、
伍子胥(ごししょ)が呉王の忍び歩きをいさめたことから、高貴な人が忍び歩きをして、卑しいもののために災難に遭うことのたとえ。
説苑(正諫)より出典
「りょう」は漢音。
「内股膏薬(うちまたこうやく)」
意味は、
内股に貼った膏薬が右側にくっついたり左側にくっついたりするように、
定見・節操がなく、その時次第であちらについたり、こちらについたりすること。
また、そのような人。
股座膏薬(またぐらごうやく)。
「移木之信(いぼくのしん)」
意味は、
君主や政治家が公約を実行する例え。
人にまことを示すこと。
中国の秦の商鞅(しょうおう)が、新法を布(し)くにあたってまず自分を信頼させるために、都の南門に立てた大木を北門に移した者には金を与えると布告し、そのとおりに実行したという「史記(商君伝)」の故事による。
「徙木之信(しぼくのしん)」ともいう。
政治家の先生方には、この言葉をよく理解して、公約を実行してほしいものです。
「一碧万頃(いっぺきばんけい)」
意味は、
海は湖が青々とした水をたたえ、どこまでも広がっているさま。
「万頃」は、地面または水面が広々としていること。
「頃(けい)」は、中国で用いられた土地面積の単位で百畝の耕地の意。
一頃は約6ヘクタール(約六町)。
1アールが100平方(約30.25坪)なので、相当に広いです。
また、畝は日本の単位とは別です。
日本の場合は一畝(ほ)約1アール、
中国は、一畝(せ)約6アール。
古代中国では、一畝六尺平方の100倍
のち、五尺平方の120倍になり、尺の大きさが時代と共にかわるので畝も一定ではないそうです。
1ヘクタールは約0.99町とはほぼ同じ、
中国では、それよりも大きい単位があるというのは、広大な中国ならではですね。
しかし、単位はややっこしいですね。
これに、ヤード・ポンド法が絡むと、さらにごちゃごちゃ。
頭が痛くなりそうです。
「一瓢一箪(いっぴょういったん)」
意味は、
飲み物は一つの瓢、食べ物も一つのわりこに、という粗末な食事の例え。
つつましい暮らしのこと。
一箪の食(し)一瓢(いっぴょう)の飲(いん)
粗末な少量の飲食物。清貧に甘んじること。
論語(雍也)より出典
*「箪」は許容字体です。
準1級配当漢字としては、単の上の3つの点が、口2つになっています。
「一斑全豹(いっぱんぜんぴょう)」
意味は、
「斑」は、豹のまだら模様のこと。
一つの斑を見て、その豹の全体の善し悪しを論ずるのは間違い。
一部分だけで全体を判断してはいけないの意。
「一斑を見て全豹を卜(ぼく)す」
晋書(王献之伝)より出典
「一炊之夢(いっすいのゆめ)」
意味は、
ご飯が炊けるまでのほんの僅かの間に見た夢のことで、現世のはかなさの例え。
「黄梁一炊(こうりょういっすい)」「邯鄲之夢」ともいう。
「一壺千金(いっこせんきん)」
意味は、
さほど価値のないものでも、いざという時には大変役に立つものであること。
溺れた時に瓢箪壺が浮き袋代わりらなることから。
チョット勘違いしそうな熟語です(勘違いするのは私だけ?)。
掘り当てた壺が「高価な物」だった、と言う意味ではないようです。
「一琴一鶴(いっきんいっかく)」
意味は、
宋の趙抃(ちょうべん)が赴任に際し、琴一張を携え、鶴一羽だけを伴って出立したという故事から、
役人が清廉潔白なことの例え。
また、旅の身支度が簡単なことの例え。
政治家の先生や、お役人さん達に、趙抃を見習ってほしいですね。
「郁郁青青(いくいくせいせい)」
意味は、
芳しい香りが立ち込め、青々と葉が茂ること。
「郁郁」は香気の高いさま。 文化の盛んなさま。
*準1級の四字熟語は多いので、2つずつUPすることにしました。
「一蓮托生(いちれんたくしょう)」
意味は、
最後まで行動や運命をともにすること。
「一蓮托生の運命」
死後、極楽の同じ蓮華(れんげ)の上に生まれ変わること。
仏典にはなく、日本の浄土信仰から生まれた考え。
本来は、極楽で生まれ変わるということですが、
ドラマなどで、
悪行をしたもの同士が、お互いに一蓮托生、といっていることがあるので、
地獄に落ちる的な良くないイメージが強いですね。
「一入再入(いちじゅうさいじゅう)」
意味は、
布を染液に何度も浸して染めること。
染め色の濃いこと。
「平家物語」より出典
「其恩のふかき事を案ずれば、一入再入の紅にも過ぎたらん/平家 2」
「一日之長(いちじつのちょう)」
意味は、
一日先に生まれたこと、年齢が少し上であるという意味から、転じて知識や技能が若干優れていること。
「手ぎわのよさでは彼に一日之長がある」
「論語」より出典
こういう言葉で、誉められたいものです。
「意気軒昂(いきけんこう)」
意味は、
元気があること。
意欲が大いにあること。
やる気に満ちていること。
「老いてますます意気軒昂」
幾つになっても、こうありたいものです。
最近は
お年のかたの方が元気ですよね。
覇気のない若者が増えているように感じます。
「暗中模索(あんちゅうもさく)」
意味は、
暗闇の中で、手探りして探すこと。
見当も付かず方策もないまま闇雲に物事を探りながら行うこと。
「新しい研究分野で暗中模索する」
私は、漢検対策の勉強でいつも暗中模索状態です。
「阿鼻叫喚(あびきょうかん)」
意味は、
「阿鼻」も「叫喚」も八大地獄の一つ。
非常にむごたらしく、泣きわめきたくなるような状況のこと。
阿鼻地獄に落ちた亡者が責め苦に堪えられず、泣き叫ぶさま。
「阿鼻叫喚の巷(ちまた)」
「八大地獄」とは、
八種の地獄。すなわち、等活・黒縄(こくじよう)・衆合・叫喚・大叫喚・焦熱・大焦熱・無間(むげん)の称。
八熱地獄。八大奈落。
地獄には落ちたくないですねぇ。
「可惜身命(あたらしんみょう)」
意味は、
体や命を大切にすること。
「可惜」は惜しむべしと言うこと。
「あたら」を「可惜」と書くとは知りませんでした。
時代劇などで、
悪家老に対峙する、血気にはやる若い家臣に
「あたら若い命を、粗末にするまいぞ」などと
老家臣が言うシーンがありますね。
「哀鴻遍野(あいこうへんや)」
意味は、
「鴻」は大型の雁。
無数の大雁が広い原野の一面に散らばって、哀しげに鳴いているということ。
いたるところに敗戦の戦士や戦火に追われさまよう難民がいるという悲惨なさま。
地球上で、戦争や紛争の起きていない日は、一日たりともなく、難民は相当な数に昇るそうです。
「苦爪楽髪(くづめらくがみ)」
意味は、
苦労しているときは爪ののびが早く、楽をしているときは髪ののびが早いということ。
苦楽が多く、せわしない暮らしをしていると、爪や髪を切る余裕さえないことへの気休めの言葉。
「苦髪楽爪」ともいう。
面白い言葉ですね。
「曲学阿世(きょくがくあせい)」
意味は、
真理からかけ離れた間違った学問をとくことで、
世間の評に追従し、社会から注目されようとすること。
「阿世曲学」ともいう。
史記より出典
「因循姑息(いんじゅんこそく)」
意味は、
態度がはっきりせずその場逃れの手段をとること。
「因循」は、古いしきたりに従っているだけで、改めようとしないこと。
ぐずぐずして煮え切らないさま。
「姑息」は、一時の間に合わせ、その場逃れ。
「天網恢恢(てんもうかいかい)」
意味は、
「天網恢恢疎(そ)にして漏らさず」
天が悪を捕らえるために張ってある網の目は荒いようでも、
その実、決して小さい悪事でも見逃すようなことはないと言う教え。
悪は必ず滅びるの例え。
老子の言葉
「恢恢」の読み「かいかい」を耳にして、「痒い」連想するのは、
私だけでしょうか?
うちのワンコたちが、足でかいているのを見ると「かいかいなの?」、
と聞いているからかも。
「只管打坐(しかんたざ)」
意味は、
「只管」は、只ひたすらにと言う意味。
「打坐」は、座禅に打ち込むと言う意味。
坐禅をするときは、悟りを求めたり想念をはたらかすことなく、只ひたすらに坐禅に徹すると言う意味。
洞宗の座禅の特色。
転じて、何かするときは、そのことの大小にかかわらず、徹することが肝心だと言うこと。
「只管」をただひたすらに、とも読む。
「衣繍夜行(いしゅうやこう)」
意味は、
美しい錦の着物を身に着けて暗い夜を歩いても、それを見る者はいない。
同様に、成功して豊かになっても、祖国や故郷に戻らなければ、昔の知人や親類には知られることもないということ。
「繍」は、美しい縫い取りや、模様のある絹織物。
「傾城傾国(けいせいけいこく)」
意味は、
人の心を惑わし、国や城を傾けるほどの絶世の美女。
君主がその色香におぼれて国や城を滅ぼすことから言う。
漢書より出典
同じ意味で「一顧傾城(いっこけいせい)」(準1級)という熟語もあります。
こちらは、少し振り返っただけで、その美しさに魅せられて夢中になってしまい、国を滅ぼすまでになるほどの美女のこと。
「胡蝶之夢(こちょうのゆめ)」
意味は、
荘子が、蝶となり百年を花上に遊んだと夢に見て目覚めたが、自分が夢で蝶となったのか、蝶が夢見て今自分になっているのかと疑ったという「荘子(斉物論)」の故事による
夢と現実との境が判然としないたとえ。
この世の生のはかないたとえ。
「春の夜のひと時、胡蝶之夢の戯れに/謡曲・船橋」
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