『故事・成語・諺』 405「搗」
【405】
『心持ちより搗(ツ)いた餅』
情けを掛けてくれる心はありがたいが、今の逼迫(ひっぱく)した状況には、それよりも腹の足しになるものの方が欲しい。
厚意よりも実利の方がありがたい。
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【405】
『心持ちより搗(ツ)いた餅』
情けを掛けてくれる心はありがたいが、今の逼迫(ひっぱく)した状況には、それよりも腹の足しになるものの方が欲しい。
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「食前方丈(しょくぜんほうじょう)」
意味は、
きわめてぜいたくな食事のこと。
ごちそうが自分の前に、一丈四方もいっぱいに並べられる意から。
「食前」は食事の席の前。
「方丈」は一丈四方。
「丈」は長さの単位。
一丈は約3・03(周代は2・25)メートル。
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【404】
『狐裘(コキュウ)にして羔袖(コウシュウ)す』
春秋左氏伝(襄公十四年)
高価な狐の皮衣に子羊の皮の袖を付ける。
全体としては立派に整っているが、一部に不十分な点があることの喩え。
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「笑裏蔵刀(しょうりぞうとう)」
意味は、
表向きは柔和でありながら、心の底は陰険そのものであったりすること。
表向きの笑いの中に刀を隠しもっている意から。
「笑裏」は笑いの内側。
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「生死事大(しょうじじだい)」
意味は、
生き死にの問題は重大であり、それをいかに超越するかが最大事であること。
生死を繰り返す、この世の迷いを捨てて悟りを開くことは、いま生きているこの時しかなく、最も大切なことであるという。
求法の切なることをいう。
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【403】
『孔子に盗跖(トウセキ)』
「盗跖」は中国、春秋時代の悪人の名前。
最善のものがあれば、その対極に最悪のものがある。
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「盲亀浮木(もうきふぼく)」
意味は、
会うことが非常に難しいこと、めったにないことのたとえ。
また、人として生まれることの困難さ、そしてその人が仏、または仏の教えに会うことの難しさのたとえ。
大海中に棲すみ、百年に一度だけ水面に浮かび上がる目の見えない亀かめが、漂っている浮木のたった一つの穴に入ろうとするが、容易に入ることができないという寓話による。
雑阿含経より出典
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「明眸皓歯(めいぼうこうし)」
意味は、
美女の形容。
美しく澄んだ目もとと、白く美しい歯並びの意から。
非業の死を遂げた楊貴妃をしのんで、唐の詩人杜甫が作った詩の語で、
もとは楊貴妃の美貌を形容した語。
「眸」は瞳のこと。
「皓」は白くきれいなこと。
曹植(洛神賦)より出典
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【342】
『攻苦啖(クタン)を食らう』
史記(劉敬・叔孫通列伝
苦境と戦い、赤貧(せきひん)に甘んじること。
「啖」は、野菜もない粗食のこと。
高祖(劉邦)が太子盈を廃して如意を太子にしようとしたとき、叔孫通が命を賭けて諌めた言葉。
「呂后与陛下、攻苦食啖」
呂后(りょこう)は、劉邦が沛(はい)でうらぶれているときに嫁入し、戦いの間は子を守り、楚軍の捕虜としては2年間も苦しい生活をした。
転じて、苦心して勉強すること。
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「身心一如(しんじんいちにょ)」
意味は、
仏教で、肉体と精神は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面であるということ。
「身心」はからだと心。「心身」とも書く。
「一如」は真理はただ一つである意。「一」は不二、「如」は不異の意。
異ならないこと。
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【401】
『鯉が踊れば泥鰌(ドジョウ)も踊る』
自分の身の程も弁(わきま)えずに、優れた人の真似をしても上手く行くものではないという喩え。
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「辛労辛苦(しんろうしんく)」
意味は、
つらい目にあって、非常に苦労すること。
「辛労」「辛苦」はともに、たいへん苦しむこと。
非常につらい思いをすること。
「辛労辛苦」は、「労苦」を分けて、それぞれに「辛」を加えた語。
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【400】
『賢者饑(ヒダル)し伊達寒し』
賢者は俗人と妥協しないから常に貧乏がちであり、伊達者は見栄を張って薄着しているから寒い思いをする。
世間並みのことをしないと辛い思いをするという喩え。
痩せ我慢や見栄を張るのはほどほどが良いということ。
遠慮饑し伊達寒し。
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「傷風敗俗(しょうふう-はいぞく)」
意味は、
よい風俗を乱して、社会を害すること。
「傷」は傷つけ損なう。
「敗」はやぶり損なう。
「風」「俗」は風俗・風紀の意。
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【399】
『君子は言に訥(トツ)にして行ないに敏ならんと欲す』
論語(里仁)
立派な人物は、言葉を少なめにして、行動は機敏であるように心掛けるものである。口先よりも実践を重んじるべきだということ。
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「春和景明(しゅんわけいめい)」
意味は、
春の日の穏やかで、光の明るいさま。
春の穏やかで、明るい陽気のこと。
「春和」は春の和らいだ様子。
「景」は日差し・日光の意。
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「酒池肉林(しゅちにくりん)」
意味は、
ぜいたくの限りを尽くした盛大な宴会。
また、みだらな宴会のたとえ。
酒を池に満たし、肉を林に掛ける意から。
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【398】
『君子は義に喩(サト)り小人は利に喩(サト)る』
論語(里仁)
徳の高い人は全てのものごとを道義に適っているかどうかという点から考えるが、品性が卑しく度量の狭い者は、全てのものごとを損得の面からしか考えないということ。
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「輔車相依(ほしゃそうい)」
意味は、
両者が互いにもちつもたれつの関係にあるたとえ。
利害関係が深いことのたとえ。頬骨と下あごの骨が互いに頼り合っている意から。
「輔車」は頬骨と下あごの骨の意。
一説に、車輪の添え木と車輪。
この両者は互いに助け合って動くものであることからいう。
春秋左氏伝(僖公五年)より出典
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「蓬頭垢面(ほうとうこうめん)」
意味は、
身だしなみに無頓着で、むさくるしいこと。
また、疲れ切った貧しい様子。
乱れた髪と垢まみれの顔の意から。
「蓬頭」はよもぎのような、ぼさぼさに乱れた髪。
「蓬」はよもぎの意。
「垢面」は垢まみれの顔。「垢」は「く」とも読む。
魏書(封軌伝)より出典
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【397】
『君子は憂えず懼(オソ)れず』
論語(顔淵)
君子は、自分を省(かえり)みて疚しいところがないのだから、いたずらに不安を覚えることもなければ、びくびくと恐れることもない。
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「深溝高塁(しんこうこうるい)」
意味は、
堅固な城塞・とりでのこと。
また、守りの固いこと。
深い掘り割りと高いとりでということから。
「溝」はみぞで、ここは堀のこと。
「塁」は土を重ねて作られた小城。
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【396】
『頸を延べ踵(キビス)を企つ』
漢書
首を伸ばし、爪先立って待ち望む。
酷く待ち焦がれる。
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「薪尽火滅(しんじんかめつ)」
意味は、
人が亡くなること。
「薪尽」はたきぎがなくなること。
「火滅」は火が消える意。
仏教で釈迦の入滅のことを言ったもので、そこから人の死をいう。
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【395】
『踝(クビス)を廻らさず』
史記
踵を廻らすほどの時間もないという意味で、僅かな時間内に急いで事を運ぶこと。
踵返らず。
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「衆口一致(しゅうこういっち)」
意味は、
多くの人の意見や評判がぴったり合うこと。
「衆口」は多くの人の口から出る言葉。
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【394】
『楔(クサビ)を以て楔(クサビ)を抜く』
楔を抜くには別の楔を打ちこみ、ゆるめてから抜くものだという意味で、悪を取り除くには悪を以てすることのたとえ。
毒を以て毒を制す。
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「縮地補天(しゅくちほてん)」
意味は、
政治上、行政機構などを大きく改革することのたとえ。
また、非凡なことをするたとえ。
地を縮め、天を補う意から。
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「縮衣節食(しゅくいせっしょく )」
意味は、
衣食を節約すること。
倹約すること。
「節」ははぶくこと。倹約すること。
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【393】
『括りを脛(ハギ)に上ぐ』
指貫の括りを上げ、脛の上で結ぶ。
足首に結ぶ下括に対して、上括をいう。
転じて、甲斐甲斐しい身支度をすること。
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「方底円蓋(ほうていえんがい)」
意味は、
物事が食い違って、お互いに合わないたとえ。
四角い底の器に丸い蓋の意から。
顔氏家訓(兄弟)より出典
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「碧血丹心(へきけつたんしん)」
意味は、
このうえない真心の意。
また、このうえない忠誠心のこと。
「碧」は青の意。
「丹心」は真心。赤心。
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【392】
『驥(キ)をして鼠を捕らえしむ』
荘子(秋水)
名馬に鼠を捕らせるようなことをする。
優れた人物を、つまらぬ任務に就かせること。
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「心慌意乱(しんこういらん )」
意味は、
あわてて心が乱れ、何がなんだか分からなくなってしまう状態。
「心慌」はあせりあわてること。
「意乱」は心が入り乱れて混乱すること。
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【391】
『朽木は雕(ハエ)るべからず』
論語(公冶長)
素質のない者にはいくら教えようとしても、どうにならないということ。
朽ち木は柱にならぬ、朽木糞牆、糞土の牆は塰るべからず
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「進取果敢(しんしゅかかん)」
意味は、
みずから進んで積極的に事をなし、決断力が強く大胆に突き進むさま。
「進取」はみずから進んで事をなすこと。
「果敢」は決断力が強く大胆に物事を行うさま。
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【390】
『朽索六馬を馭(ギョ)す』
書経(五子之歌)
腐った縄で六馬を操るように、極めて困難で危険なこと。
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「春日遅遅(しゅんじつちち)」
意味は、
春の日が長く、暮れるのが遅いさま。
春の日がうららかでのどかなさま。
「遅遅」は日が長く、のどかなさまをいう。
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【389】
『旧柯(キュウカ)花を生せず』
枯れた枝には花が咲くことはない。
衰えたものは再び栄えたりはしないということ。
また、現実的な喩え。
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「衆議一決(しゅうぎいっけつ)」
意味は、
多くの人の議論や相談によって、意見がまとまり決まること。
「衆議」は多くの人々の議論・相談。
「一決」は一つにまとまり決まること。
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「舎短取長(しゃたんしゅちょう )」
意味は、
短所や欠点を捨てて、美点や長所を選び伸ばすこと。
「舎」は捨てる意。
「短」は短所・欠点。
「長」は長所。
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【388】
『裘葛(キュウカツ)を換う』
冬服を着、また夏服に着替えるという意味で、冬と夏を経過すること。
一年経過すること。
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「輪廻転生(りんねてんしょう)」
意味は、
人が生まれ変わり、死に変わりし続けること。
「輪廻」は車輪がぐるぐると回転し続けるように、人が何度も生死を繰り返すことを指す。
「転生」は生まれ変わること。
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「舞文弄法(ぶぶんろうほう)」
意味は、
法の条文を都合のいいように解釈して、乱用すること。
「舞」「弄」はともに、もてあそぶ、思うように解釈する意。
史記(貨殖伝)より出典
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【387】
『蚯蚓(キュウイン)結ぶ』
みみずが寒気のために、身を伸ばすことができないで縮まっているという意味で、冬至の頃の極寒を表現した言葉。
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「心願成就(しんがんじょうじゅ)」
意味は、
神や仏などに心から祈っていると、願いはかなえられるということ。
「心願」は心の中で神仏に立てる願。神仏に願をかけて祈ること。
「成就」は思ったとおりに実現すること。
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【386】
『岐に哭(コク)して練に泣く』
淮南子(説林訓)
分かれ道は本人の意思で南にも北にも行ける、白い糸は好みによって黄色にも黒にも染められる。
人が習慣によって善人にも悪人にもなれるということを嘆くこと。
また、善悪の区別が明らかでないことを嘆くこと。
亡羊の嘆、墨子糸に泣く。
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「神算鬼謀(しんさんきぼう)」
意味は、
人知の及ばないような、すぐれた巧みな策略のこと。
「算」も「謀」もはかりごと・計略のこと。
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【385】
『箕帚(キシュウ)を執る』
妻妾となって仕えること。
箕帚は、ちりとりとほうきのこと。
箕帚に辞す。
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「手舞足踏(しゅぶそくとう)」
意味は、
大きな喜びなどで、気持ちが高ぶって、思わずそれが身振り手振りとなって現れること。
「手舞」は手を動かして舞う、「足踏」は足を踏みならす。
ともに踊りの動き。
それによって自分の気持ちの高揚を表現することからいう。
「手の舞い足の踏ふむを知らず」の略。
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【384】
『枳棘(キキョク)は鸞鳳(ランポウ)の棲む所に非ず』
晋書(循吏)
枳殻(からたち)や茨(いばら)の中には、鸞(らん)や鳳(おおとり)は住まない。
立派な人は低い地位にいてはならないということ。
賢人は居る場所を選ぶということの喩え。
大魚は小池に棲まず、冠履は同じく蔵まず。
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「釈近謀遠(しゃくきんぼうえん)」
意味は、
身近なところや今をおろそかにして、いたずらに遠いところや、はるか将来のことばかり考えること。
実際的なことを考えず、迂遠なことをするたとえ。
また、身近なところや今を、よく考えるべきであるという戒めの語。
「釈」は捨てる意。
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「四百四病(しひゃくしびょう)」
意味は、
人のかかる病気のすべて。
人体は地・水・火・風の四つの元素(四大)から構成されていて、これが不調なとき、それぞれ百一の病気を生ずるとされる。
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【383】
『驥(キ)塩車に服す』
戦国策゛(楚策)
千里を駆けるほどの駿馬が塩運びの車を引くのに使われている。
才能ある者が世に認められないでいることの喩え。
驥も櫪に伏す。
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「焚琴煮鶴(ふんきんしゃかく)」
意味は、
琴を焼いてつるを煮る意で、殺風景なこと。
また、風流心のないことのたとえ。
「焚」は焼く意。
義山雑纂より出典
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「不失正鵠(ふしつせいこく)」
意味は、
物事の要点や急所を正確にとらえること。
的をはずれないこと。
「正鵠」は弓の的の中心。
的の真ん中の黒い星をいう。
転じて、物事の要点・急所の意。
礼記(射義)より出典
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【382】
『韓盧(カンロ)を馳せて蹇兎(ケント)を逐う』
戦国策「秦策・下」
名犬に足の悪い兎を追わせるという意味で、強い者が弱い者に戦いを挑むこと。
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「焦唇乾舌(しょうしんかんぜつ)」
意味は、
唇や舌が乾くほどに辛苦すること。
大いに焦燥すること。
また、大いに言い争うことのたとえ。
大いに焦るさまに用いられることもある。
唇が焦げ舌が乾く意から。
「唇」は「脣」とも書く。
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【381】
『柯(カ)を伐り柯(カ)を伐り其の則遠からず』
詩経
斧の柄にする枝を伐り取るのに、その大小長短は手元の斧の柄を手本にすればよい。
よい手本となるものは身近にあるものだということ。
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「諸説紛紛(しょせつふんぷん)」
意味は、
いろいろな意見が入り乱れて、まとまりがつかないさま。
また、さまざまな憶測が乱れ飛んで、なかなか真相がつかめないさま。
「紛紛」は入り乱れたさま。
「紛紛」は「芬芬」とも書く。
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【380】
『蚊の睫(マツゲ)に巣を構う』
列子「湯問」
極めて微小なこと。
また不可能なこと。
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「舟中敵国(しゅうちゅうてきこく)」
意味は、
君主が徳を修めなければ、味方も敵になるということ。
また、味方でも敵になることがあるたとえ。
味方の中にも敵がいるたとえとして用いられることがある。
利害を同じくする、同じ舟に乗っている者がみな敵になる意から。
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【379】
『金を攫(ツカ)む者は人を見ず』
眼前の欲に目が眩む者は、周りの状況を良く見ない。
欲のために状況を顧みないことの喩え。
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「士農工商(しのうこうしょう)」
意味は、
官吏・農民・工人・商人の職分による四つの身分階級。
日本では近世封建社会の身分制で、武士・農民・職人・商人をいう。
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「四通八達(しつうはったつ)」
意味は、
道路や交通が四方八方に通じていること。
道路網が発達して便利なこと。
転じて、往来の激しくにぎやかな所をいう。
「四通」は道路・交通が四方に通じていること。
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【378】
『型に嵌(ハメ)める』
個性や独創性を認めず、決まり切った形式や方法にり付ける。
一定の枠に入れて特徴をなくする。
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「抜本塞源(ばっぽんそくげん)」
意味は、
災いの原因になるものを、徹底的に取り除くこと。
木の根を抜き、水源をふさぎ止める意から。
根本を忘れて道理を乱すたとえとして用いられたが、現在では前者の意に用いられることが多い。
「本」は木の根。
「源」は水源。
春秋左氏伝(昭公九年)より出典
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「抜山蓋世(ばつざんがいせい)」
意味は、
山を引き抜くほどの強大な力と、世を覆い尽くすほどの気力があること。
威勢がきわめて盛んなさま。
もとは漢の劉邦と天下を争った楚の項羽が、寵愛の虞美人と最後の酒宴を催した折に、自分の盛んな力量と意気をいった語。
「抜山」は山を引き抜くこと。
「蓋世」は世を覆う、世を圧倒すること。
「力は山を抜き、気は世を蓋おおう」の略。
史記(項羽紀)より出典
今日より昨年同様の更新に戻りますので、
よろしくお願いします。
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