『故事・成語・諺』 59「鎹」
【59】
『豆腐に鎹(カスガイ) 』
意見をしても手ごたえがなく、効果のないことのたとえ。
糠(ぬか)に釘(くぎ)。
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【59】
『豆腐に鎹(カスガイ) 』
意見をしても手ごたえがなく、効果のないことのたとえ。
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「衣帯中賛(いたいちゅうのさん)」
意味は、
宋の衷心である文天祥が元によって死刑にされた時、着ていた服の間に挟まっていた文章。
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「意在言外(いざいげんがい)」
意味は、
思うところや考えの内容を言葉で表現せず、相手に推察させて、理解させようとすること。
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【58】
『地蔵と閻魔(エンマ)は一(いつ) 』
地蔵菩薩は慈悲の相を、閻魔は怒りの相を表しているが、どちらも阿弥陀仏の分身であるということ。
『閻魔(エンマ)の色事 』
恐ろしい閻魔が色事をすることから、似つかわしくないことのたとえ。
法師の戦話(いくさばなし)。
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「夷険一節(いけんいっせつ)」
意味は、
平和で順調なときも逆境にあるときも、節操を変えないこと。
「夷険」は土地の平らな所と険しい所の意。
太平と乱世、また、順境と逆境のたとえ。
「節」は節操の意で、節義を守って変えないこと。
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「衣錦之栄(いきんのえい)」
意味は、
富貴になって錦を着て故郷に帰る名誉。
欧陽修「相州画錦堂記」より出典
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「一超直入(いっちょうじきにゅう)」
意味は、
すみやかに迷いを超越して、ただちに悟りの境地に達すること。
ひとたび迷いを超越したら、回り道をせず、一足飛びにそのものの中に没入すること。
「直入」はただちに悟りに入ること。
【55】
『兄弟牆(カキ)に鬩(セメ)げども、外(そと)その務(あなどり)を禦(ふせ)ぐ 』
〔詩経(小雅、棠棣)〕家の中で兄弟が内輪喧嘩をしていても、外から侮辱を受ければ、共にそれを防ぐ。
「異曲同工(いきょくどうこう)」
意味は、
音曲・詩文などの技巧は同じであるが、趣が異なること。
ちょっと見ると見かけは違うようでも、内容は同じであること。
「同工異曲」ともいう。
「以夷制夷(いいせいい)」
意味は、
外敵を利用して他の外敵を制すること。
「夷」は中国東方の異民族。
転じて、他人の力を利用して自分の安全、利益を図ること。
「夷を以て夷を制す 」
後漢書(鄧訓伝)より出典
「竜舟鷁首(りょうしゅうげきしゅ)」
意味は、
竜の頭を模した飾が付いた舟、水鳥の頭が付いた舟の意。
転じて豪華な船で川遊びをすること。
「竜頭鷁首(りょうとうげきしゅ)」ともいう。
まだ、1級配当の四字熟語は残っていますが、ココログでは表示できない字が含まれていて、部首、旁などの組み合わせではわかり辛いので、UPしないことにしましたので、1級の四字熟語は今回で終わりです。
明日からは、故事・成語・諺をUPすることにします。
「流觴曲水(りゅうしょうきょくすい)」
意味は、
屈曲した小川の流れに杯を浮かべ、それが自分の前を流れ過ぎてしまわないうちに詩歌を作り、杯の酒を飲むという風雅な遊び。
もと陰暦三月三日(上巳の日)に行われた風習。
「曲水」は曲折した小川の流れ。
「觴」は杯の意。
中国晋代、王羲之が、会稽の蘭亭で文人を集めて催したものが有名。
「曲水流觴(きょくすいりゅうしょう)」ともいう。
「遼東之豕(りょうとうのいのこ)」
意味は、
狭い世界で育ち、他の世界を知らないため、自分だけすぐれていると思い込んで、得意になっていること。
ひとりよがり。
「遼東」は遼河(河の名)の東、中国遼寧省南部地方のこと。
「豕」は豚の意。
「豕」は「い」とも読む。
中国遼東地方の人が、飼っている豚が白い頭の豚を生んだのを大変珍しく思い、これを天子に献上しようと河東(山西省)まで行ったところ、豚の群れに出会い、それがみな白い頭の豚だったので、自分の無知を恥じて帰ったという故事から。
後漢書より出典
「戮力協心(りくりょくきょうしん)」1
意味は
全員の力を結集し、一致協力して任務に当たること。
「戮」には合わせる、一つにする意があり、「戮力」は力を合わせること。
「協心」は心を乱さず、調和をはかること。
「協心戮力(きょうしんりくりょく)」ともいう。
墨子より出典
「蘭摧玉折(らんさいぎょくせつ)」
意味は、
賢人や美人などが、その魅力を十分に発揮しないまま、世を去ってゆくこと。
本来の意味は、蘭の花が散り、玉が砕け割れること。
「摧」はくだける意。
世説新語より出典
「安宅正路(あんたくせいろ)」
意味は、
慈しみの徳の「仁」と、信頼の徳の「義」のたとえ。
「安宅」は住み心地のよい家。
仁を安らかな身の置き所にたとえていう。
「正路」は正しい道・人の踏み行うべき正しい道という意から、義のたとえ。
仁は優しさ・慈しみの、義は人間関係を保つための信義の徳をいう。
孟子(離婁上)「仁、人之安宅也。義、人之正路也」より出典
「暗送秋波(あんそうしゅうは)」
意味は、
目でこっそりと情を伝えること。
こっそりと色目を使うこと。
また、表ではうまく立ち回り陰で悪だくみをすること。
「暗」はひそかに、こっそりの意。
「秋波」は流し目・色目。美人のまなざしは秋の波のように涼しげであることからいう。
「濫(竹冠/于)充数(らんうじゅうすう)」
意味は、
実際は能力のない者が、いかにも才能があるかのように振る舞い、分ぶん不相応の地位に居座って能力以上の待遇を受けること。
「濫」はみだりに、でまかせにの意。
「(竹冠/于)」は笛のこと。「濫(竹冠/于)」は無茶苦茶に笛を吹くこと。
「充数」は必要な数を満たす意。
韓非子より出典
「落落晨星(らくらくしんせい)」
意味は、
「晨」は朝(あした)。
早朝の空は星がまばらなように、年を取ると友人達も一人しに、二人死にしてだんだんと寂しくなるさ。
「晨星落落」ともいう。
「落英繽紛(らくえいひんぷん)」
意味は、
花びらがはらはらと乱れ散るさま。
「英」は花・花びら。「落英」は散る花びら、また、散った花びらのこと。
「繽」は多く盛んなさま。
「繽紛」は花の乱れ散るさま。
陶潜の詩より出典
「韻鏡十年(いんきょうじゅうねん)」
意味は、
理解することが、きわめて難しいこと。
「韻鏡」が難解で理解するのに十年はかかる意から。
「韻鏡」は、唐末の漢字の音韻を研究し図示した書。
鎌倉時代に伝わり、江戸時代になって漢字音研究に利用された。
「竜頭鷁首(りょうとうげきしゅ)」
意味は、
天子や貴人の乗る船。
また、立派な船。
竜の彫り物や鷁の頭を船首・船側につけた船。
風流を楽しむ船。
「鷁」は水鳥の名。
風波に耐えてよく飛ぶところから水難よけとされる。
淮南子より出典
「雷霆万鈞(らいていばんきん)」
意味は、
威勢が強く、防ぎとめることができない事の例え。
「雷霆」は雷鳴のとどろき。
鈞は重さの単位で、「万鈞」できわめて重いこと。
漢書より出典
「安心立命(あんじんりゅうみょう)」
意味は、
信仰によって心を安らかに保ち、どんなことにも心を乱されないこと。
初め儒学の語であったが、のちに主として禅宗の語として使われ、その後、広く使われるようになった。
「あんじんりつめい」「あんしんりつめい」「あんじんりゅうめい」ともよむ。
「羊很狼貪(ようこんろうどん)」
意味は、
乱暴な羊のように飼い主のいうことを聞かず、狼のように貪欲である意。
気質があらあらしく道理に従わず、さらには欲が果てしなく深いことの例え。
史記より出典
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