« 字のなりたち5 -偽- | トップページ | 「番外編 30」 富士、鷹、茄子 »

2007年12月31日 (月)

「番外編 29」 晦

今日は大晦日なので「」のつく言葉を調べてみました。
数が少なかったですね。

」は準1級の配当漢字で、
訓読み「カイ」
音読み「みそか、つごもり、くら(い)、くら(ます)」です。


大晦(おおつごもり)
一年の最後の日。おおみそか。


晦朔(かいさく)
みそかとついたち。
また、一か月。


朝菌(ちょうきん)の晦朔をしらず
「荘子(逍遥遊)」にある言葉。
「晦朔」は月の晦日・朔日の意で、限られた境遇にあるものは、広い世界があることを知らない。短命のたとえ。


晦渋(かいじゅう)
言葉や文章がむずかしくて、意味や論旨がわかりにくい・こと(さま)。難解。
「徒(いちずら)に晦渋な文章を書く」


晦蔵(かいぞう)
自分の才能や知識などを、目立たぬようにかくすこと。
物資・資源などが、埋もれていること。

「潜伏、晦蔵して未だ世の知る所とならざる富源に至りては/真善美日本人(雪嶺)」

晦冥(かいめい)
くらいこと。くらやみになること。まっくらやみ。


小晦日(こつごもり)
大晦日の前日。

(月隠り/つきごもり)
「つきこもり」とも。月が隠れる意から、月の末日、みそか、つごもり。

晦方(つごもりがた)
つごもりに近い日。みそか頃。


晦蕎麦(つもごりそば)
みそかそば。


韜晦(とうかい)
自分の才能・地位・身分・行為などをつつみかくすこと。人の目をくらますこと。

「互に深く韜晦して、彼豪族らに油断をなさしめ/慨世士伝(逍遥)」

韜光晦迹(とうこうかいせき)
http://kumi-kanjijyukugo.cocolog-nifty.com/jyukugo/2007/02/post_2bc8.html

晦日節(みそかぜち)
正月晦日のこと。
松の内に年始回りに行けなかった家を、この日訪問する。
みそか宵、みそか正月。


晦日払い(三十日払い/みそかばらい)
金銭の支払いをその月の末日にすること。みそか勘定。

女郎に誠(まこと)があれば晦日に月が出る
陰暦の30日には月が出ないことから、女郎の言葉にはうそが多いということのたとえ。

晦日に月が出る
ありえないことのたとえ。

目を晦(くら)ます
他人にわからないようにする。他人の目をだます。

|

« 字のなりたち5 -偽- | トップページ | 「番外編 30」 富士、鷹、茄子 »

学問・資格」カテゴリの記事

番外編」カテゴリの記事

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 字のなりたち5 -偽- | トップページ | 「番外編 30」 富士、鷹、茄子 »