【1449】 大海撈針(1級)
「大海撈針(たいかいろうしん)」
意味は、
大海に沈んだ針を探ししだして、すくい上げること。
現実にはほとんど実現不可能なことの例え。
「足音跫然(そくおんきょうぜん)」
意味は、
山奥などで道に迷うと人の足音を聞いただけで安心するということから、
めったに無いような来客を迎えること。
またなかなかめぐり会えないような人物に出会うこと。
荘子より出典
「唯一無二(ゆいいつむに)」
意味は、
ただ一つだけあって二つとない・こと(さま)。
「唯一無二の親友」「唯一無二の方策」「世界に唯一無二の珍宝」
「唯一不二(ゆいいつふじ)」ともいう。
蒼蠅驥尾(そうようきび)」
意味は、
青ばえが、駿馬の尾に止まったまま千里をも行くということから、平凡な人が、賢人のおかげで大いに成功することをたとえたもの。
「驥」は駿馬のこと。
史記より出典
「草満囹圄(そうまんれいご)」
意味は、
牢獄に囚人がいないので一面に草が生えていること。
善性が行われ、国がよく治まっていることの称。
「囹圄」は牢獄のこと。
隋書より出典
「曾母投杼(そうぼとうちょ)」
意味は、
親孝行で知られた曾参と同姓同名男が殺人を犯した際、曾参の母は「曽参が人を殺した」と告げられたが信じなかった。
三人目の人が告げに来るに及んで、機を投げて飛び出したという故事から、間違った噂であっても多くの人が口にすれば誰でも信じるようになるということの例え。
戦国策より出典
「桑土綢繆(そうどちゅうびゅう)」
意味は、
「桑土」は、桑の根の意。
「綢繆」は、囲いふさぐこと。
嵐や豪雨がやって来るのを先に察して、鳥が桑の根で巣の穴を埋めて雨風が入らないように備えると。
転じて、災難や禍などが降りかかる前に万全の備えをすることの例え。
「大山鳴動(たいざんめいどう)」
意味は、
前触れの騒ぎばかりが大きくて、実際の結果の小さいことのたとえ。「大山」は「泰山」とも書く。
「大山鳴動して鼠(ねずみ)一匹 」の略。
「簇酒斂衣(そうしゅれんい)」
意味は、
昔、辛洞はいたって貧しく、人から杯に一杯ずつ酒をもらい、樽に貯めて飲んでいた。
また、伊処子という男も貧しく、布の切れ端をもらい集めて衣服を作ったという故事から、極貧の生活をたとえて言ったもの。
雲仙雑記より出典
「破竹之勢(はちくのいきおい)」
意味は、
竹は一節を割ればあとは一直線に割れることから、物事の勢いが激しく、とどめることができないさまにいう。
「破竹之勢で勝ち進む」
北史(周高祖紀)より出典
「草偃風従(そうえんふうじゅう)」
意味は、
風が吹けば、草はそれに従ってなびくということから、人民は天子の徳によって教え導かれ、おのずから従うようになるということ。
論語より出典
「滄海一粟(そうかいのいちぞく)」
意味は、
大海の中の一粒の粟(あわ)。
広大なものの中のきわめて小さいもののたとえ。
大海の一粟。
転じて、宇宙における人間の存在のはかないことのたとえ。
蘇軾「前赤壁賦」より出典
「(鹿/鹿鹿)枝大葉(そしたいよう)」
意味は、
おおらかな文章。
「(鹿/鹿鹿)」は粗い、大きいの意。
疎らな枝と大きな葉の意から。
小事にこだわらない大らかさの例え。
朱子語類より出典
*(鹿/鹿鹿)のように「/」表示は上下の組み合わせです。
「吮疽之仁(せんそのじん)」
意味は、
戦国時代の武将呉起が、腫れ物に苦しむ部下の姿を見て、その血や膿を吸い取ったという故事から、上に立つものが、下のものを手厚くいたわること。
史記より出典
「大義名分(たいぎめいぶん)」
意味は、
人として、また臣民として守るべきことがら。
「大義名分にかなう」「大義名分を通す」
何か事をするにあたっての根拠。やましくない口実。
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「翦草除根(せんそうじょこん)」
意味は、
草を刈り、根を取り除いて二度とはえてこないようにすることから、禍をもとから断ち切り、問題を解決すること。
春秋左氏伝より出典
「白眉最良(はくびさいりょう)」
意味は、
蜀の馬良が、五人の兄弟の中で最も優秀で、その眉に白毛があったことから、兄弟中で最も優れている者。
また、衆人の中で最も傑出した者、同類中で特に優れているもの。
単に「白眉」ともいう。また、「馬良白眉(ばりょうはくび)」とも言う。
蜀書(馬良伝)より出典
「僭賞濫刑(せんしょうらんけい)」
意味は、
「僭賞」は身分にそぐわない賞を与えること。「濫刑」はみだりに刑を科すること。
むやみにやたらに賞罰を発する意。
春秋左氏伝より出典
「先従隗始(せんじゅうかいし)」
意味は、
燕の昭王‘賢人を招こうとした時、まず賓客の郭隗を優遇し、その結果として多くの賢人を集めることが出来たという故事から、
物事を始める際には、手近な所から行うべきだということ。
また、自分が先に立って物事を始めることが望ましいということ。
史記より出典
久しぶりの番外編です。
夕焼けの綺麗な季節になりましたので、今回は「夕」のつく言葉です。
以前に、「朝」「夜」は出ましたが、「夕」はまだでした。
夕焼け
太陽が沈む頃、西の空が赤く見えること。
日中よりも太陽光線が大気中を通過する距離が長く、青色光は散乱され、波長の長い赤色光だけが地上に到達するために起こる。
夏の季語。
朝観音に夕薬師(あさかんのんにゆうやくし)
江戸時代、観音の縁日の一八日には朝、薬師の縁日の八日には夕方参詣する風習。
朝題目に夕念仏(ふさだいもくにゆうねんぶつ)
朝に法華懺法を行い、夕べに阿弥陀経を誦すること。
転じて、定見のないことのたとえ。
朝焼けは雨、夕焼けは晴れ
朝焼けの時はその日は雨が降り、夕焼けの時は翌日は晴れる、という俗諺(ぞくげん)。
一朝一夕
ひと朝とひと晩。わずかな時日のたとえ。
「一朝一夕には完成しない」
暁夕(ぎょうせき)
朝と夕方、朝晩、朝夕。
月夕(げっせき)
月の明るい夜。
特に、陰暦8月15日の夜。
三夕の和歌(さんせきのわか)
新古今和歌集の中の、「秋の夕暮」という結びの優れた三首の和歌。
定家の
「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦のとまやの秋の夕暮」
寂蓮の
「さびしさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮」
西行の
「心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮」
の三首。
三夕。
七夕
五節句の一。
7月7日に行う牽牛星と織女星を祭る行事。
庭に竹を立て、五色の短冊に歌や字を書いて枝葉に飾り、裁縫や字の上達などを祈る。
奈良時代に中国から乞巧奠(きっこうでん)の習俗が伝来し、古来の「たなばたつめ」の伝説と結びついて宮中で行われたのに始まる。
近世には民間にも普及。
また、盆の習俗との関連も深い。
七夕祭り、星祭、しちせき。
秋の季語。
生夕暮れ
そろそろ夕暮れになる頃。たそがれ。
法論味噌売りの夕立ち(ほろみそうりのゆうだち)
夕立にあって売り物の法論味噌がすっかりだめになるように、物を損なうのを恐れるたとえ。
夕化粧
オシロイバナの異名。
夕さり(ゆうさり)
夕方になること。夕方。暮れがた。
夕星(ゆうずつ)
夕方、西の空にきわだって見える星、すなわち金星のこと。
宵の星、ゆうつず。
夕虹百日の旱(ゆうにじひゃくにちのひでり)
夕虹は晴天の続く前兆である。
夕紅葉
夕日に映える紅葉。
秋の季語。
夕陰草(ゆうかげぐさ)
夕方の薄明かりの中にある草。
朝顔・むくげなどの異名とする説もある。
夕轟き(ゆうとどろき)
恋情などで、夕方になると胸がときめくこと。
「番外編 10 夜」
http://kumi-kanjijyukugo.cocolog-nifty.com/jyukugo/2006/09/post_7080.html
「番外編 11 朝」
http://kumi-kanjijyukugo.cocolog-nifty.com/jyukugo/2006/09/post_8a53.html
「千鈞一髪(せんきんいっぱつ)」
意味は、
非常に危ういこと。
または理不尽、無理なことの例え。
「鈞」は昔の重量で約7.7キロ。
一本の髪の毛で千鈞の重さのものを吊ることは出来ない。
韓愈の文より出典
「莫逆之友(ばくぎゃくのとも)」
意味は、
きわめて親密な友。
お互いの気持ちがよく伝わり、意気投合した親友。
「莫」はないの意。
互いに逆らうことの無い友。
「莫逆之交」ともいう。
荘子より出典スクール・レッスン総合検索サイト「ケイコとマナブ.net」
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