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2006年9月17日 (日)

【番外編 11】朝

今日の番外編は「朝」です。

朝虹
朝に出る虹。大雨の前兆といわれる。
夏の季語。

朝桜(あさざくら)
朝露をおびて咲く清らかな桜。

朝涼(あさすず)
夏、朝のうちの涼しいとき。夏の季語。

「朝涼はいつしか過ぎて日かげの熱くなるに/たけくらべ(一葉)」
「まだ朝涼みの程にわたり給はむとて/源氏(若菜下)」

朝ぼらけ
明け方、あたりがほのぼのと明るくなりかける頃。
あけぼの。

「朝ぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪/坂上是則」

朝まだき
「まだき」は未だ、の意。
夜の明けきらないころ。朝早く。

「朝まだき、東の空漸(ようや)く白みし頃/源おぢ(独歩)」

朝の霜
朝おりた霜。はかなく消えやすいもののたとえにいう。

「君にけさ朝の霜の置きていなば/古今(仮名序)」

朝の露
朝、草葉などにたまった露。
人生の短く、はかないことにたとえていう。
あさつゆ。

「朝の露に異ならぬ世を/源氏(夕顔)」

花朝(かちょう)
陰暦二月の異名。

元朝(がんちょう)
元日の朝。元旦。
新年の季語。

晨朝(じんじょう)
昼を三分した最初の時間。
ほぼ現在の午前6時から10時頃。

朝暉(ちょうき)
あさひ。また、その光。

朝露(ちょうろ)
あさつゆ。
はかないもののたとえ。
「人生朝露のごとし」

年の朝(としのあした)
「歳旦」を訓読した語、元旦。正月一日。
新年の季語。

「野の宮や年の朝はいかならん/朴什」

又の朝(またのあした)
翌朝。あくる朝。

「又の朝御文とくあり/源氏(胡蝶)」

三つの朝(みつのあさ)
年・月・日の三つの朝の意、元旦。
「我が門や松はふた木を三つの朝/蕪村文集」

朝顔
キキョウの異名「新撰字鏡」、ムクゲの異名「名義抄」。
牽牛花(アサガオの種を牽牛子(けにごし)という)。

朝顔姫
「牽牛(けんぎゅう)」を「あさがお」と読むところから、織女星(しょくじょせい)の異名。

次回の番外編は「紅」を予定しています。

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